リアルタイム・メヒコ その後

2015年7月から。en Mexicoメヒコ。
2017年7月帰国

アンサンブル、だから。

2015-06-02 | 演劇,映画,アート
ライブ、です。

ちゃんと音楽の方と、ライブ、です。
リハーサルも初めてなら、何もかも初めてです。

クラシックの方と「読み」とか、大好きです。
それぞれのパートが、それぞれの解釈と技量で、尚且つ、一つに組み上げていく。
あえて言えばそれが、アンサンブル、というものだあああ?

しかし、なあ。
「歌」もそうだけど「ギター」を弾くことに関して
「技量」ってないもんなあ。
アンサンブル、にならんだろう・・
もちろん、ギターはね、聞こえなくていいんです、そういう問題ではなく
つまりこちらにキャパがないでしょう、ということですわ・・

これまでは一人だからね、
突然技量が上がるわけじゃないし、今BESTで死んだ気でやる
という、訳わかんない、ライブ感だけれど

どうよ、
ああ、こういう風に音が厚くなるのか、ってこっちが感心してるもん、なあ。
未知なので、期待はしてる。恐ろしいことです。

未知派の方、ぜひどうぞ。

「高橋景子&経麻朗デュオ」
6月17日(水曜日) 19:30~
Dr 可児
料金1000円(飲食代別)

お問い合わせ・ご予約:
025-224-9705




コメント
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べったり、したくはない、よね。

2015-06-01 | 演劇,映画,アート
燐光群「屋根裏」に、イ ジュウォン さんという役者さんが出演していて

多分 イさんの母語は日本語ではなくて
だから(なのかどうか、たぶん)発話すること自体と、
発話される意味内容というかそれにまつわる心情に、ラグのようなものがあって
そのラグのようなものの変移具合自体が、直接こちらに響く。

パラグアイで、ただの「センセイ、アリガトー」で、
びっくりするほど泣きそうになるのと、同じ、かなあ。
感謝の気持ち、があって、それを「アリガトー」という音にする、
その間にたくさんの断絶?というか飛躍、がある。

そういうことはコントロールできるんかなあ、
というのが何十年来??(長すぎ!)のテーマなのだけれど
つまり、言う、ということと、言われていることやこころ、がべったりしない。
できるよ、できる人とか、それを目指してるな、という芝居もたまに見る。

もっとも日常的には大抵べったりしてない。
なんで舞台の上だと過度にべったりするんだろう。

シェークスピア、今やってて思います。
西洋セリフ劇というのは、基本「叙事」なんだな、と。
見てる側が心情を投影するのは自由だし、その自由のスキマのためにも
やってる側は叙情ではいけないんだな、と。

ええ??そんな簡単なことなん???
なんか、バカみたいだ・・なあ
何十年来が、夢のあと、かよ。

コメント (2)
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