教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

Happy

2009年04月07日 | Weblog
 週末、高校時代からの友人の結婚式&パーティがあり参加してきた。
自分の住んでいる場所からは300Km近く離れているところが会場だけど、構うことはない。元気いっぱい参加である。しかし、道に迷い、走り、汗だくで会場に時間ギリギリで到着。方向音痴というのはホントに困ったものである。それなのに見切り発車で行ってしまうのがもっと悪いのだと思う。音痴だとわかっているのなら動く前にちゃんと確認すればいいのに。。。いつも反省反省である。

神社での挙式であった。お嫁さん縁の神社なのだそうだ。大きくて立派な神社である。太鼓の合図や巫女さんの舞もあった。
教会の式もいいけれど、こういった和風の式もいいなぁ、と思った。彼は「日本」を大事に思っている人だ。

何度行っても結婚式は幸せな気持ちになる。
ミラーニューロンの働きなのかしら。
愛する人と同じ方向を見ながら歩いていくのって、やっぱりステキだと思う。
幸せを少し分けてもらい、Happyな気分になりました。

 パーティで突然振られた乾杯の音頭もなんとか会場を温めることができHappy、二日酔いにならず次の日を元気に過ごせたことも実にHappyであった。
お酒が飲めないことを自覚し、自分にあった参加の仕方をしていきたい。


 7つの習慣で自分の役割のミッションをもち、原則に従って重要なことを優先して実行することを学んだ。
 振り返ってみて。。友人として友人関係を大切にすることができたかな、と思う。

 最近、自分とつながりのある人を大事にしようと思っている。
 

うとうと。。

2009年04月01日 | Weblog
 本を読んでいると、うとうとしてしまう。。
 コーヒー飲んでても関係ないみたい。
 それなのに布団にはいると寝られなかったりする。
 規則正しい生活習慣が身についていないからですね。
 「7つの習慣」で勉強だ、といいながらこれではいけません。
 朝型にシフトチェンジ中といいわけをしつつ。。
 自分をきちんとコントロールしたいです。 


 昨年度の終わりまで「学級づくり」の柱として「ルール」「リレーション」「自分磨き」を考えていた。

 アウトプットして「対話」が発生。意見をいただいたところから、少し修正。
2つの柱は「ルール」「リレーション」でいいのだけれど、「自分磨き」は並列の柱というより、目指す児童像に近い。また、強制して磨かせるものとなると少し違う。児童が自分を磨き、お互いに高め合うようになるためには「目的意識」が大事なのだと思った。自分を磨くことができる学級には「ルール」「リレーション」の確立、安心感が必要だと思う。今年度スタートの日、3本柱は「ルール」「リレーション」「目的意識」としておく。更新し続けていきたい。

「なぜ」に自分なりに答えたい。泳ぎながら考えた。
 「リレーション」の確立は「なぜ」大事なのか。またどんな「リレーション」を目指すのか。
「リレーション」は人間関係、「つながり」というキーワードで言い換えることができる。「つながり」づくりは子どもの居場所づくりであると考える。「つながり」をしっかりつくることによって、安心感のある居場所を子どもにもたせたい。また、つながりのある学級で「共同体感覚」を育みたい。
 では、そのつながりとはどんなものであるととらえるのか。
それは、「相互尊敬・相互信頼」の関係。お互いの存在を認め合う、無条件で信じ合うことができる関係である。それは、単に仲良しであるだけでなく「対話」のある関係であり、そこでは安心して挑戦、失敗ができる関係である。
そして、メンバーのために力を発揮することができる関係。それを目指す「つながり」としたい。それは、競争原理ではなく協力原理の学級でこそ実現するのだと思う。
 まず最初のステップとして侵害されることのない、安心して関わることのできる「温かい人間関係」をつくり、段階をふんで、自分の意見や感情を吐露し合うことのできる安心して失敗することができる関係を目指したい。

 具体的な児童の姿まで描き、さらにその手だてまで考えなければ実現しませんな。絵に描いた餅にならないようにしないと。。

 

新年度スタート~!

2009年04月01日 | Weblog
 新年度スタート~!
だれかにだまされそうな日だけど、今日も正直に生きたい。

残された夢のような時間はあと1年。
今年度のミッション「学びたおし、アウトプットできるようにする!」
具体的でないけれど(^_^;)。。
とりあえず朝型生活に切り替えて、気合いを入れ直して謙虚にやっていきたい。


『アドラー心理学入門』ロバート・W・ランディン著 前田憲一訳 (1998)一光社
アドラー心理学に基づく教育関係の書籍だけでなく、原典にあたれということで「アドラー心理学」そのものについての本も読んでいきたいと思って読んだ。
心理学の中では理解がしやすいといわれている「アドラー心理学」だけれど、心理学の基礎知識がない者としてはなかなか難しいと感じた。

「劣等感」というキーワードがでてくる。
「劣等感」を抱くことは異常ではなく、うまく対処することが大切とのこと。マイナスの感情を出すこと、抱くことがしづらくなってきている現代社会、学校。劣等感や負の自分の思いを安心して出すことのできる学級にしていけたらよいと思う。もちろん、負の感情を抱いているメンバーに対して勇気づけることのできる学級にしていかなければならない。こちらの方が先か。

「共同体感覚」これは「アドラー心理学」に関する本を読むと「勇気づけ」と並んで必ずと言っていいほどよくでてくる。アドラー心理学において「看板」ともいえる重要な概念。教育の目的は「共同体感覚の育成」であるとも言えると思う。もっと深く理解し、説明できるようにしたい。
『児童心理 子どもを勇気づける心理学』で会沢信彦さんは
「共同体感覚をひと言で説明するのは難しいが、他者や世界に関心を持ち、自分の所属する共同体に対する所属感や貢献感があり、お互いが尊敬し合う関係で信頼感や安心感で満たされ、お互いが競争原理ではなく協力原理で結ばれているような、そんな意識である。」と言っている。
また、君塚広さんは
「共同体感覚とは、私は共同体の一員だ。共同体は私を援助してくれる。私は共同体に貢献できるという感覚、つまり、共同体に対する所属感・信頼感・共感・貢献感であり、「勇気」とともにアドラー心理学が最も重要とする価値観である。」と言う。
 児童、生徒にとっての重要な共同体は「学級」だと思う。共同体感覚を育むことのできる学級づくり。これは大きな目標である。「なぜ」かを自分の言葉でかかることができるようにし、達成するための方法も学んでいきたい。

また、「罰」の無効性、十歳前後のライフスタイルの発達、自分で考えて責任をとることを学ばせることなど、学ぶ点は多い。

一度読んだだけでは、中身の大部分がすっぽ抜けている。
再読して、理解を深めていきたい。

コーヒー飲み過ぎ。
新年度、張り切っていきましょう~♪