リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

最後じゃないけど、最後。

2016-10-16 23:21:04 | 2016年度秋公演
こんにちは。京都の寒さに殺されかかっている東京出身者の文学部1回生、平野理紗子です。今公演では照明・舞台監督として参加させて頂いております。いや、もうほんと京都寒すぎです。冬越せる気が全くしません。最近は園田くん(※猫のぬいぐるみ)とぬくぬくして何とか生きています。ありがとう園田くん。

私事のど~でもいい話ですが、約月1の頻度で京都に(100%自分の観光目的で)来ている母が、つい4日ほど前までまた(100%自分の観光目的で)遊びに来ておりまして、
私「ちょっとこっち来すぎなんじゃないですかね奥さん?」と言ったら
母「いや~あんたが京都に行ってくれたことが今までで一番の親孝行だよHAHAHA」って満面の笑みでガイドブックぺらぺらめくりながら言われました。平野(娘)、複雑です。
ちなみにそんな母はまた今週来るそうです。いや、だから来すぎですって奥さん。

そんな今週ですが(←振り方雑)、ついにきてしまいましたね。卒団公演。
私まだ入団してから夏公演の1公演しか参加してないのに、もう3回生の先輩方の卒団公演ですって。早すぎませんか?内心『あれ?もう1年ありませんでしたっけ?え?ない?またまたそんなご冗談を~あはは(汗)』って感じです。

そんな全く実感の湧いていない卒団公演ですが、私は夏公演に引き続きまた本番で照明オペをさせて頂けることになりました。嬉しいです。一方で正直な話、「卒団公演なのに私がオペをやってもいいのだろうか…」とも思いました。その後、チーフから照明のきっかけ表などもろもろを渡される前から色々な先輩方に「今回、照明変化の回数ヤバいらしいよ~ふふふ頑張って☆」と言われ不安になりました。そしてこの間実際のきっかけ表を見て、先輩方の脅s…せりふが事実であることが判明してさらに不安になりました。とにかく不安です。…不安ではありますが、チーフが考えに考え抜いた照明で、照明班の皆さんが1つずつ吊って丁寧にシュートして絵作りした照明で、本番ミスをする訳にはいきません。いえ、ミスなんてしたくありません。こんな大それたことを言っていますが、私はまだ事あるごとに先輩を頼りにしまくって色々なことを尋ねまくっているポンコツ後輩です。私ができることなんてまだたかがしれてます。でも、だからこそ私は私が今できる100%のことを、その時々にできることを全力で取り組もうと思います。それが今まで色々なことを教えて下さり、たくさん世話を焼いて頂き優しくして下さった先輩方へのほんの少しでもの恩返しと、見に来て下さった方々へのお礼になればいいなと思います。
…だいぶ図々しいこと言いました。先輩方に怒られてしまいますかね。(汗)

私はあと2年あるので最後ではありませんが、この方々とできる公演は今公演が最後になります。
悔いが残らないように、楽ステ後には笑えるか嬉し泣きをして終えられるようにしたいと思います。

秋公演、頑張ります。
劇団立命芸術劇場卒団公演『レエン・コオト』、ついに今週10月20日(木)から始まります。ぜひご覧ください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております!
コメント
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