▶今日はインスブルックをゆっくり歩きました。
❤ インスブルックの黄金の小屋根
▶インスブルック最終日
◆2022年10月15日(土曜日)5384歩
昨夜は夜中にひどく咳が出て、それでも眠ったようですが、三津夫も咳が出るので気になりました。起きた後、三津夫が「すごく喉が痛いんだ」というので、これもかかりつけの先生からいただいていた漢方薬を勧めました。私も咳がひどいので同じ漢方薬を飲んでおきました。のど飴が欲しいのですが、持って来たのど飴は既に食べ尽くしてしまいました。列車で移動中の時など口に入れたくなるのですね。もっとたくさん持ってきていれば良かった。ちょうどのど飴の必要性が最高に高まったときに運悪く土曜日、つまりドラッグストアも開いていない可能性が高いのです。
この日、もう一度2人揃って抗原チェックをしてみたら陰性でした。「2回OKだったのだから大丈夫だよね。多分急な風邪の症状だったのかな」と判断し、お昼前にパンを買い出しに行きました。三津夫も少し元気が出てきたようで「黄金の小屋根」に行ってみようかと言い出しました。
今日で3回目となる同じ通りを通って途中の噴水や建物を写したりしながら以前も見たことのある「黄金の小屋根」に到着(トップの写真)。もうコロナなどなかったかのようなマスク無しの人々が大勢来ていました。私たちはまだ咳もひどく出るのでマスクは外せません。三津夫も2日前よりは普通に歩くことができていてホッとしました。
その後大聖堂に回って見たところ、工事中で入れませんでした。11月中旬から開くそうです。これにてインスブルックの散策は終了。まだ私の体調は回復中で足取りも今一つ重めでしたから。
ホテルに戻るまで常にドラッグストアがないか気にしていたのですが、見当たりません。2人で中央駅の地下におりて夕食用にチャーハンを買い(結局懲りずに中華かサンドイッチです)、明日の朝食用のパンも買ってホテルに戻りました。
ここインスブルックで3泊確保していたときにたまたま2人とも体調を崩したのは、結果的にとてもラッキーだったと思いました。これが1泊か2泊の場所だったら熱がありながらの移動で大変だったと思うのです。計画では今日行ってくるはずだったイタリアのシュテアツイングには次回の旅で行きたいと思っています。
1つ朗報が入りました。18日か19日、私たちがフランクフルトにいる間にルースとトーマスが会えそうだとのこと。「いつが良いかしら」と問い合わせがあったのでした。アンゲリカが送ってくれた私の上衣もその時に持って来てくれるそうです。最後まで三津夫のトランクに残っていた『結・祈りの彫刻 リーメンシュナイダーからシュトース』の写真集もトーマスとルースに手渡しできることになってホッとしました。最終日では慌ただしいので「18日のお昼までにはフランクフルトに着いているから、この日にホテルで会いましょう」と返事を出しておきました。ただ、2人でこんなに咳ばかりしていたら申し訳ないので一抹の不安も残ります。
明日はドイツのフライブルクに移動します。いよいよ旅も終盤です。
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