皆さんのお役に立てば幸いです

色々の無料ホームページからお役に立て様な記事を探して掲載します。主に健康・くらしです。

小室圭さん 夫婦デートは5日で3回…2月に再試験も“お気楽”なNY生活

2021-11-30 10:12:35 | 日記

下記の記事を女性自身様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

モスグリーンの厚手のコートを羽織り、長い黒髪をポニーテールにした小室眞子さんをニューヨークのタイムズスクエア付近で目撃したのは現地時間の11月24日16時過ぎだった。

 

小室圭さんとアメリカでの新婚生活を始めてから10日ほど。まだ街には不慣れな様子で、手にしたスマホの地図アプリで道順を確認しながら歩いていた。

 

「イギリスの大衆紙『デイリー・メール』も電子版で眞子さんの1人での外出を報じています。11月19日に日用雑貨などを扱うチェーン店で、バスタオルや50本入りのハンガーなどを買っていたそうですが、帰り道で迷い、何度か通行人に道を尋ねていたそうです」(皇室担当記者)

 

本誌が目撃した日、眞子さんが入っていったのは、ミッドタウン地区にあるビル。このビルには小室さんがロークラーク(法務助手)として働いている法律事務所のオフィスも入っている。眞子さんは一度ビルを通り過ぎてしまっていた。初めての“夫の職場訪問”だったようだ。

 

再びビルから姿を現したときには、小室さんと2人になっており、人ごみのなかを楽しそうに歩いていった。小室さんはスーツ姿、眞子さんも『デイリー・メール』で報じられたときより、ややフォーマルな印象を受けた。ディナーをゆっくり楽しんだのか、2人が自宅マンションに帰宅したのは深夜のことだった――。

 

小室夫妻が新居に選んだのは、ヘルズキッチン地区にあるマンション。NY在住の日本人ジャーナリストが夫妻の新生活について解説してくれた。

 

「マンションは川側の部屋であればハドソン川を一望できます。最新のマシンを備えたフィットネスセンターや、屋上スカイデッキなどもあります。夫妻が住んでいるのは1ベッドルーム+1バスルームというタイプで、日本でいえば1LDK。

 

地価が並外れて高いマンハッタン島の中心部にありますから、いちばん家賃が安い部屋を選んでも、50平米ほどで月40万円ぐらいですね」

 

デートの際には1万円のアウターを着ていたという眞子さん。夫妻は外出の際にも、日本とは異なりタクシーは使わず、もっぱら徒歩だが、特に“倹約”に熱心というわけでもないようだ。

 

「マンハッタンに十数店舗あるチェーンのスーパーに夫妻が入っていくのを見ました。価格は総じて高いのですが、高級スーパーというわけでもありません。たとえば、ほかの店なら4ドルで買える品物が6ドルで売っているという感じです。

 

値段に頓着しない高所得者層を狙った店ですので、地元の人間もあまり利用していません。NYに来たばかりで、あまり物価などもわからないのかもしれませんが……」(現地在住の日本人)
■警備は要請せず。安全より自由を選んだ小室夫妻

 

『デイリー・メール』でも驚きをまじえて報じられていたのは、小室夫妻の外出にSPがついていなかったこと。前出の日本人ジャーナリストが続ける。

 

「私も確認したのですが、自宅マンション付近も、特にNY市警が重点的に巡回している様子はありませんでした。在ニューヨーク日本国総領事館には、皇族のご訪問があるときの担当者もいます。その担当者らが小室夫妻のこともフォローしていくことになります。夫妻の渡航の数カ月前から、セキュリティのチェックや安全なレストランやスーパー、美容院などのリスト化などを行っていたと聞いています。

 

それにもかかわらず、小室夫妻に特別な警備が敷かれていないのは、夫妻からの要請がないからということになります。夫妻はあくまでも誰の目も気にすることもない、“自由な生活”を選択したのです」

 

結婚前は“法律事務所の仕事は激務であり、小室さんと眞子さんはすれ違いの日々が続くのではないか”という意見もあった。しかし小室さんは、毎日出勤しているわけではないという。

 

「『デイリー・メール』によれば、眞子さんが1人で買い物に行ったのは平日ですが、小室さんは自宅で彼女を出迎えています。おそらく出勤する日と、テレワークの日が半々ぐらいなのではないでしょうか」(前出・日本人ジャーナリスト)

 

NY州弁護士のリッキー徳永さんはこう語る。

 

「法務助手としては、おもに判例のリサーチや文書の作成など、弁護士の資格がなくてもできる業務に携わっていると思われます。それらの業務ならテレワークでも可能でしょう」
■5日間で夫婦デートは少なくとも3回

 

本誌が目撃した24日にも、小室さんは法律事務所を16時半ごろには退所して、眞子さんとのデートに出かけていた。心配されていた小室夫妻の“すれ違い”は避けられそうだが、いっぽうでNY在住の日本人たちからは小室さんの試験勉強について危惧する声も上がっているという。邦字新聞に勤めている記者は次のように語る。

 

「『デイリー・メール』は11月20日に小室さんと眞子さんが公園に出かける様子も報じていますし、ほかにも夫妻の目撃談は耳にしています。NYになじもうとしてくれているのは、地元の人間としてもうれしいことではあります。しかし法曹関係者などからも、“小室さんは、いったいいつ試験勉強をしているのだろうか?”という声が上がっているのです。

 

確かに私の知人も司法試験に臨みましたが、数カ月前からは外出も控えて、必死に試験勉強をしていました。小室さんは2月に司法試験に再チャレンジするそうですが、緊迫感は伝わってきません。弁護士になることを放棄してしまったのでしょうか……」

 

実は『デイリー・メール』が報じた公園デートをした20日の夜も、夫妻が自宅からディナーに出かける姿を本誌は目撃している。20日から24日までの5日間で、少なくとも3回は夫婦でゆっくり外出していたことになる。

 

新婚でもあり、妻との時間を大切にする小室さんの姿は、本来は称賛すべきもののはずだが……。

 

「法律事務所は、小室さんが弁護士になれるという前提で採用したでしょう。2回目の司法試験も不合格だった場合、かなり厳しい立場に置かれてしまうと思います」(前出・リッキー徳永さん)

 

それにもかかわらず、なぜ小室さんは“お気楽”に見える日々を送っているのだろうか。前出の邦字新聞記者は首をひねる。

 

「小室さんは2度目の試験に合格するという強い自信を持っているのでしょうか。それとも、眞子さんはすでにメトロポリタン美術館に内定しているという情報も流れていますが、その収入を見込んでいるのか。もしくは、法律事務所とはある程度の長期雇用契約を結んでいて、その期間中に有力日系人などの伝手を頼って、新たな仕事を探すつもりなのか……。謎が残りますね」

 

眞子さんがNYで見せている明るい笑顔が消えることがないよう祈りたい――。


秋篠宮さま56歳の誕生日 会見で心境 眞子さん結婚「迷惑かけ申し訳ない」 ネット中傷「許容できない」

2021-11-30 08:56:53 | 日記

下記の記事をFFプライムライン様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

秋篠宮さまは、30日、56歳の誕生日を迎えられた。事前に行われた記者会見で、長女の小室眞子さんの結婚が伝統の行事を行わないなどの形で皇室に影響を与えた、として、「迷惑をかけた方々に申し訳ない」と胸中を明かされた。

秋篠宮さまは、56歳の誕生日を前に、記者会見に臨まれた(25日)

眞子さん結婚「迷惑をかけた方々に申し訳ない」
会見で、秋篠宮さまは、長女の眞子さんの結婚後の心境について、「アメリカで生活すると決めたわけですから、それが本人たちにとって一番良いことなんだろうと」と述べ、結婚の日の朝、父親として「元気で暮らしてくれればいいな」という思いで送り出したことを明かされた。

一方、今回の異例ずくめの結婚が皇室に与えた影響について、納采の儀などの「普通であれば行われている行事を行わなかった」ことなどを挙げられた。

ご家族に挨拶をする眞子さん(10月26日 秋篠宮邸)
その上で、「皇室の行事、そういう儀式というものが非常に軽いものだという印象を与えたということが考えられます。」「それが、あそこに書いた影響ということであり、その後に迷惑をかけた方々に対して申し訳なく思っているというのもそこにつながります」と述べられた。また、行事を見送ったのは「私の判断」だと説明された。

その理由については、小室圭さんの母親と元婚約者との間の『金銭トラブル』が「まだ解決はしていなかった」ことに加え、圭さんが今年4月に公表した28枚の文書が、「じっくり読めば分かるけれども、さっと読んだだけだとなかなか分からない」「みんながすぐに状況を整理して納得できるというものではない」と判断したことを明らかにされました。

ニューヨークに到着した小室眞子さんと圭さん(15日)

眞子さん結婚をめぐるネット中傷「許容できない」
また秋篠宮さまは、眞子さんが「複雑性PTSDの状態」と診断された要因は、結婚をめぐる週刊誌報道やインターネットの書き込みなどにあるとの見方を示された。そして、「誹謗中傷、つまり深く人を傷つけるような言葉というのは、これは雑誌であれネットであれ私としてはそういう言葉は許容できるものではありません」と述べられた。

結婚会見に臨む小室眞子さんと圭さん(10月26日)


結婚会見「双方向での形で、質問にも答える機会があった方が」
眞子さんの心の不調により、質疑応答が取りやめられた結婚の記者会見については、「一方向のものではなく、双方向での会見という形にしてほしかった」と述べた上で体調を考えると「やはり難しかった」との考えを明らかにされた。

その一方で、小室さんには「自分の口からそのことについて話をして、そして質問にも答える、
そういう機会があった方が良かった」と指摘された。この他、眞子さんの皇族としての姿勢については、「私的なものより常に公的なものを優先していた」と振り返られた。

次女・佳子さまの結婚については「時期が来ましたらじっくりと話合いをしたい」と述べ、
高校進学を控えた中学3年生の長男・悠仁さまは、「机に向かっている時間が各段に長くなっている」と近況を明かされた。


注射よさらば! 米国発「肌に貼るだけ」ワクチンパッチの実力、副反応の心配は?

2021-11-30 08:30:00 | 日記

日刊ゲンダイデジタル様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

“注射嫌い”には夢のような話だ。9月23日、米ノースカロライナ大とスタンフォード大の研究チームがワクチン接種について画期的な成果を発表した。3Dプリンターで作った「ワクチンパッチ」による接種の方が注射よりも効果的だったという。

 ワクチンパッチは高分子化合物(ポリマー)製で、「マイクロニードル」と呼ばれる小さな針が表面に並んでいる。禁煙したい人が使うニコチンパッチと、発想は似たようなものだ。

 米学術誌「米国科学アカデミー紀要」に発表された論文(28日付)によると、研究チームはワクチンをコーティングしたワクチンパッチをネズミに貼付。24時間放置したところ、注射による接種に比べ、免疫反応は10倍に上り、50倍の抗体を形成したという。

 効果の高さに加え、ばんそうこうのようにペタッと肌に貼るだけだから痛みも少なく、特殊な技術も必要ない。先端恐怖症の人にはもってこいの新技術だ。

 研究チームの1人でスタンフォード大のジョゼフ・デシモン教授(化学工学)はメディアの取材に、「極端に低い温度管理が必要ないため、より簡単に安く世界中へ運べるようになる」と主張。「パッチは10セント(約10円)以下で作れると思う」と期待を寄せた。

非常に高いポテンシャル
画期的!(ノースカロライナ大学フェイスブックから)

 注射よりも効果が高く、安価で運びやすい――。良いことずくめだが、副反応などの心配はないのか。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏がこう言う。

「マイクロニードルを用いた経皮接種の研究が進んでいることは確かですが、人に対して使った場合、どの程度、抗体価が上がるかは明確ではありません。皮膚の表面から接種するので、免疫を刺激しにくいとも言われています。筋肉注射の方が、副反応は軽く、効果は強いというのが医学界のコンセンサスです」

 ワクチンパッチ研究の次の段階は、霊長類での臨床試験。研究チームは新型コロナワクチンの“パッチ化”も見込んでおり、今後の研究ではファイザー製やモデルナ製などのメッセンジャーRNA型のワクチンを利用するという。

「まだ確立した技術ではないとはいえ、実現すれば、注射の苦手な小さい子でも打つことができる。ワクチン不足の途上国に行き渡りやすくなるメリットもあり、非常に高いポテンシャルを秘めています」(上昌広氏)

 デシモン教授によると、「将来的には、アマゾンや郵便でワクチンを受け取る日が来るかもしれない」という。コロナ禍の大革命になるかもしれない。


オミクロン変異株の脅威の度合い、世界が把握急ぐ-まだデータ不足

2021-11-29 16:23:41 | 日記

下記の記事をブルーバーグニュース様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

感染者の症状はこれまでのところ軽いと南アの医療専門家2人
症状が他の変異株と異なる状況示唆する情報は現時点でない-WHO

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について、世界保健機関(WHO)は世界の研究者らとともに詳細の把握を急いでいる。今回の変異株について最初に警告を発した医師を含め南アフリカ共和国の医療専門家2人は、感染した人の症状はこれまでのところ軽いと述べている。

  だが、WHOは初期の感染報告は大学生だったと指摘し、比較的若い人はより軽症となる傾向にあると注意を促した。WHOは声明で、「オミクロン株の重症度が分かるには数日から数週間かかる」とした上で、「オミクロン株の感染による症状が他の変異株と異なることを示唆する情報は現時点でない」と指摘した。

   ニューサウスウェールズ大学(シドニー)のライナ・マッキンタイア教授(バイオセキュリティー)は「オミクロン株に対するワクチンの有効性や感染症の重篤度を判断するのに十分なデータがないため、これらについてのいかなる主張も現時点では証拠に基づいていない」と述べた。 「これまでのところ、ウイルスが変異して重篤度が低くなることはなかった。実際、その逆だ」と付け加えた。  

  英保健省によると、英政府は29日に、主要7カ国(G7)の保健担当相の緊急会議を開く。バイデン米大統領も同日、最新情報を公表するとホワイトハウスが発表した。

  南ア政府のワクチン諮問委員会で委員長を務めるバリー・シューブ氏は28日、南アで入院患者は特に増加していないが、新型コロナの新規感染者数は現在3220人だと、英スカイニューズに対して述べた。オミクロン株は同国で初めて特定された。

  シューブ氏は「これまでの感染症例を見ると症状はどれも軽度または軽度から中程度となっており、良い兆候だ」とコメント。ただ、まだ初期の段階にあり、何も確かなことは言えないと付け加えた。

  一方、WHOは入院者数の増加を示す暫定データがあるが、「オミクロン株という特定の感染というより、感染者数全体の増加が要因かもしれない」との見解を示した。

  シューブ氏はオミクロン株で発見された多くの変異はウイルスを不安定化させると見受けられ、優勢なデルタ株よりも「頑強」でない可能性があると指摘した。「デルタ株はワクチンによく反応することが分かっているため、オミクロン株がデルタ株に置き換わらないことを願っている」と語った。

  南アでのワクチン接種者は成人人口の3分の1程度にとどまっている。

  オミクロン株の存在を最初に指摘した南ア医師会のアンジェリク・クッツェー会長は英紙テレグラフに対し、現時点でのオミクロン株の症状について、ここ数カ月に自身が治療した他の新型コロナ患者とは「異なっており、かなり軽症だ」と語った。また自身の診療所を訪れた多くの健康な若い男性が強い倦怠(けんたい)感を訴えたと述べた。約半数がワクチン未接種だった。

  クッツェー会長は28日にBBCの番組では、「南アでわれわれが臨床で見ている症例はかなり軽症だ。私は感染の震源地におり、ここで診療していることを忘れないでほしい」と発言。オミクロン株では「誰も入院させていない」とし、「同僚と話したが、同じ状況だった」と語った。 

  さらに、オミクロン株に対して世界の当局が不必要にパニックしているかと質問されると、同会長は「現時点では明らかにそうだと言える」とした上で、2週間後の状況は変わっている可能性を挙げた。

  警戒を促す専門家もいる。ユタ大学のウイルス学者、スティーブン・ゴールドスタイン氏は、オミクロン株のゲノムには「幾つかの懸念要素」があるとし、ワクチンの有効性に対するそれらの影響は、今後数週間でより明らかになるだろうと述べた。

  また、「世界の他の地域で症例が発生し始めており、非常に急速に広がっているようにみえる。デルタ株よりもさらに伝染性が高いのではないかという懸念が生じるが、断定するのは時期尚早だ」と、ズームインタビューで語った。


50万人の悩みを聞いた89歳シスターが伝授。安らぎは「たった3つの絆」で得られる

2021-11-29 15:30:00 | 日記

プレジデントオンライン様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

コロナ禍による収入減、失業……。懸命に生きていても、日々の不安は尽きないもの。そんな市井の人の心に寄り添い、これまで50万人の悩みに耳を傾けてきたシスター・鈴木秀子さんに、「心の保ち方」とその人生哲学を聞いた。『プレジデント』(2021年10月29日号)の特集「ひとりで、ゆっくり考える。楽しい哲学入門」より、記事の一部をお届けします――。
人々の悩みに向き合い続けて
たくさんの人がわたくしのもとに相談に訪れます。わたくしはただ黙って話を聞いて、「ああ、そういう気持ちなんですね」と耳を傾けるだけです。わたくしから「こうしたらどうですか」と言う必要はありません。終わりの時間が近づき「あと10分です」とお伝えすると、たいていの方はパッと切り替えて、自分で結論を出しちゃうんですよ。人間って不思議なものでね、心の中身を全部吐き出して、自分が受け入れられたと思うと、自分で答えを出していくんです。気持ちを外に吐き出すと、客観的に見えるんでしょうね。
ある日、外国船に乗っている40代の男性が相談に来ました。いつも家を空けているので、奥さんがノイローゼ気味になり、子どもを虐待しているという悩みでした。
自分と妻の両親は亡くなり、頼る人もいない。家に子どもを置いていくのは危ないし、奥さんはますます鬱が酷くなっていく。にっちもさっちもいかない状態だとおっしゃったんです。そんな状況でも「わたくしはシスターだから、具体的に何か援助することはできません」と伝え、「だからあなたのために毎日お祈りします」と言いました。
するとその男性は、大声を上げて泣き始めたんです。結構長いこと泣いたあと、彼は涙を拭いて「子どもは施設に頼みます。妻は病院に入れます。自分も日本に帰ったときには、子どもと妻に会いに行って優しく接します」と自ら答えを出しました。そして「この世で自分のために祈ってくれてる人が1人でもいる。それだけで生きていかれます」と言ったのです。わたくしの仕事って、これだけなんですよ。ただ黙って傍にいて、その人のために真剣にお祈りをするだけ。それでも心を軽くしてくれる方がいらっしゃるのです。
安らぎへ導く3つの絆
人間は「安心安全」を求める生き物です。「この場にいて自分が安心安全である」という確信を、悩みを持つ人は望みます。この安心安全の場所は、どうすれば見つかるか。「3つの絆」を大切にしてください。1に自分との絆、2に他人との絆、3に人間を超える存在との絆です。
聖心会シスター 鈴木 秀子さん
まずは自分との絆を大切に。自分を責めたり、自分と喧嘩しないこと。神はあなたに命を与え、神の似姿としてつくられました。命あるものは一人一人みんな尊いのです。「自分は尊い存在だ」と言い聞かせる必要があります。だけどわたくしたちはそんなことを忘れてしまう。だからどこかうまくいかなくなるんです。
例えば家族が死んでしまったとする。「なんでもっと早く病院に連れていかなかったんだろう」と自分を責めるでしょう。あたかも自分は全能であるかのように思い込んでいるんですね。過去に戻って「すべて完璧にできたに違いない」という前提に立っている。自責の念は謙虚に見えて、実は最も傲慢なことの1つなんですよ。神様が愛してくれているんだから、良い悪いと言わないで、起こってくることを素直に受け入れてみましょう。時に自分を褒めて労ったり、自分自身との絆を大切にしてください。
他人との絆も大切です。人も自分と同じように、一瞬一瞬、神に命を貰って生かされてる存在です。人間の歪んだ目から見れば、良いとこも悪いとこもいっぱいありますが、神の目からすれば、親がわが子を可愛いと思う、その何億倍の愛情で私たちを見守ってくれています。だからある人が嫌だと思っても、人の尊さを思い、根本のところに立ち返ること。それがコミュニケーションの本質だと思います。
最後は、人間を超える存在との絆です。まずは自然。1本の木を見ても、土の中に根を張って、幹があって、葉があり、花が咲く。人間の業ではどうしようもないことが、いっぱいあるじゃありません? わたくしは作家の遠藤周作さんと親しかったのですが、彼は軽井沢に別荘があり、多忙でひと夏空けたことがあった。翌年に別荘に行くと、六角形だかの同じような穴が家中に開いていたと言うんです。キツツキの仕業だったんですね。もはや建て直さなきゃならないほど、穴がいっぱい。皆、同じ綺麗な形にです。
遠藤さんが、穴だらけの家を眺めながら「こんなに穴を、同じ形に綺麗に整えることができる鳥がいるってすごいことだ。これは人間業じゃない、人間を超える神の存在がなければできない。自然界はそういう素晴らしい力を、示してくれているんだ」としみじみ語っていたのを覚えています。
そして人間を超えた存在、それは神との絆です。神様は愛であり、慈しみである。あなたを大切にするために、すべてを計らってくださっています。その一人一人に注がれる慈しみに感謝をして、賛美の気持ちを込めてお祈りをするのが大切です。
不安の心を照らす一筋の光
新型コロナは人類の歴史に大きなインパクトを与えています。コロナ前は、洋服で着飾ったり、贅沢な物を持って誰かと比べたり、そういうことに心をウキウキさせましたが、今は「自分がどうしたら居心地良くできるか」にみんな焦点を当てています。どうすれば心の中が満たされるかを一生懸命考える時代になりました。
そんなときだからこそ、嫌なことがあって落ち込んだり、怒りの感情が湧いたとき、感情を一定の温度に保てるように訓練をしていきましょう。負の感情が浮かんだときは、良いことを思い出すんです。子供の頃の楽しかったこと、最近で一番うれしかったこと、美味しかったものとか。そうすると感情を平らに保つことができます。
過去の楽しい話を日頃から自分の中にたくさん溜めておくのがいいでしょう。わたくしたちは、過去に戻って不安になり、自分を責める。そして将来のことを心配し、不安の種を作り続けます。未来の不安が襲ってきたときも「そんなことはまだ来ないから」「過去にもこんな良いことがあったから、必ず良くなる」と自分に言い聞かせましょう。コロナは心の訓練期です。コロナによって与えられた恵みともいえるでしょう。
小さいことの積み重ねで人生ができている
わたくしの身近な人は「あなたは辛い話ばっかり聞いていて、よく身が持つわね」と言うんですよ。でも、その人たちが心を入れ替えるとき、あるいは視点を変えるとき、すごく人間的な成長が見えるんです。その喜びをともに味わうのは、どんなことにも代えられない恵みです。人間の美しさを感じます。人間は死ぬまで成長する生き物。そして悩みは、成長を促す原動力です。悪いものではありませんから、成長に繋がるチャンスと捉えていくのがいいでしょう。
悩みを抱えたら手紙を書くでもいいし、新聞紙くらいの大きい紙を広げてマジックで鬱憤をいっぱい書くでもいい。自分の外に出すと客観的に見えて、解決に向かうきっかけになります。1人では解決できそうにないことは、「この人は安心」と思う人がいれば聞いてもらうこと。何も解決策を出してくれなくてもいいのです。ただ一緒にいて聞いてくれればいいと頼みましょう。
人生なんて本当にシンプルなんですよ。「小さいことの積み重ねで人生ができている」というのがわたくしの根本的な哲学です。わたくしは日頃から自分に「10秒」と言い聞かせているんです。例えば部屋にゴミが落ちていたら「面倒臭い。こんなの後で」と思っても、捨てるのには10秒もかからない。むしろ1秒です。洋服を畳むのも「これは10秒」と言い聞かせる。すると、どんどん部屋が片付いていく。そして「綺麗な部屋に入れた、気持ち良い。10秒のおかげ」と清々しい気持ちに浸ることができます。

鈴木 秀子(すずき・ひでこ)
聖心会シスター
1932年、静岡県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。フランス、イタリアに留学し、ハワイ大学、スタンフォード大学で教鞭をとる。聖心女子大学教授を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。