里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

マルバノホロシの花

2011年08月28日 | 庭の山野草
野鳥が運んできたらしい、もうひとつの花はマルバノホロシ。
ヒヨドリジョウゴに似て木に近いような茎をしていて、秋になると同様に赤い実をつける。
花弁がそっくり返るところまで同じだが、何の為にそんな姿になるのか不思議だ!

マルバノホロシ、丸葉の保呂之(ナス科、ナス属)
本州以西で林縁に生育するツル性の多年草。
葉は互生し、長楕円形で先は尖り全縁。  茎葉ともに無毛。
花期は8~9月で、先端近くの葉腋に集散花序に淡紫色の花をつけるが、5枚の花弁は
次第に反り返る。  秋に、球形の実が熟すと赤くなる。 有毒。
〔名前の由来〕
葉に切れ込みが無い事から“丸葉”と名づけられたが、“ホロシ”については、
 ・ヒヨドリジョウゴの古名であるとする説や、
 ・赤い実がホロシ(湿疹、蕁麻疹)に似ているからとする説などがある。

〔良く似た仲間〕
植物名
葉の形
葉や茎の毛
マルバノホロシ長楕円形茎葉ともに無毛
ヤマホロシ卵状披針形で下部の葉が分裂若い葉の表裏に短毛
ヒヨドリジョウゴ卵形で、全縁又は3~5裂茎葉に軟毛



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