友人から植林ビジネスの誘いがあった。
某企業に投資するとその企業が外国へ植林し、成長過程では樹木が吸収する炭酸ガ
スを炭酸ガス排出枠として売り、成木に達すると伐採して家具や建材用として売った
後、諸経費を差し引いて還元するのだそうだ。
樹種は桐の一種で成長が早く、4~6年で直径は40~45cm、容積は1m³ の
成木になり1本が500ドルで売れると言うし、伐採後も切り株から何回も発芽し、
生育中は炭酸ガスを1年間で1本当たり136kg吸収するので、その分だけ炭酸
ガス排出枠として売れると言う。
投資額については、
・先ず、契約期間1年の投資契約を結んで3本分約25万円を支払い、
・その後1年毎に契約更新料10,500円を支払うのだそうだ。
つまり、3本を購入して6年後に売却すると仮定して計算すると、
・投資額=3本分の価格+更新料6回分≒ 25.0 + 6.3 ≒ 31.3 万円
・粗収入=6年分の炭酸ガス排出枠売り上げ+材木売却益
≒ 0.49 万円+(500ドル×115円×3本/10000)≒ 17.74 万円
※6年分の炭酸ガス排出枠売り上げは、私が次式で計算した。
(1本当たり吸収量0.136t)×3本×6年×(t当たり排出枠単価0.2万円)
差し引きすると粗利益段階で 13.56 万円の赤字になる。
ちっとも儲けにならない話なので訳を尋ねてみると、
「自分が契約した後、次の契約者を獲得すればその3本分の契約金の中からボーナ
スが貰え、契約獲得数が多くなると更に新たなボーナスが貰える」 と言う。
何だ、これでは環境保全を謳い文句に利殖で庶民を釣る、新手のマルチ商法では無
いのか? 最後に多くの人が泣きを見そうな感じがする。
話通り数年毎に材木が売れるのであれば、或いは採算がとれる(?)のかも知れない
が、それまでに企業が破綻する可能性の方が大きいと考え、私は丁重にお断りした!
某企業に投資するとその企業が外国へ植林し、成長過程では樹木が吸収する炭酸ガ
スを炭酸ガス排出枠として売り、成木に達すると伐採して家具や建材用として売った
後、諸経費を差し引いて還元するのだそうだ。
樹種は桐の一種で成長が早く、4~6年で直径は40~45cm、容積は1m³ の
成木になり1本が500ドルで売れると言うし、伐採後も切り株から何回も発芽し、
生育中は炭酸ガスを1年間で1本当たり136kg吸収するので、その分だけ炭酸
ガス排出枠として売れると言う。
投資額については、
・先ず、契約期間1年の投資契約を結んで3本分約25万円を支払い、
・その後1年毎に契約更新料10,500円を支払うのだそうだ。
つまり、3本を購入して6年後に売却すると仮定して計算すると、
・投資額=3本分の価格+更新料6回分≒ 25.0 + 6.3 ≒ 31.3 万円
・粗収入=6年分の炭酸ガス排出枠売り上げ+材木売却益
≒ 0.49 万円+(500ドル×115円×3本/10000)≒ 17.74 万円
※6年分の炭酸ガス排出枠売り上げは、私が次式で計算した。
(1本当たり吸収量0.136t)×3本×6年×(t当たり排出枠単価0.2万円)
差し引きすると粗利益段階で 13.56 万円の赤字になる。
ちっとも儲けにならない話なので訳を尋ねてみると、
「自分が契約した後、次の契約者を獲得すればその3本分の契約金の中からボーナ
スが貰え、契約獲得数が多くなると更に新たなボーナスが貰える」 と言う。
何だ、これでは環境保全を謳い文句に利殖で庶民を釣る、新手のマルチ商法では無
いのか? 最後に多くの人が泣きを見そうな感じがする。
話通り数年毎に材木が売れるのであれば、或いは採算がとれる(?)のかも知れない
が、それまでに企業が破綻する可能性の方が大きいと考え、私は丁重にお断りした!
こういう話に乗せられて出資する人もいるんでしょうね。
いまだに振込みサギに遭ってる人がいるとか・・・
そんなにお金がいらなきゃぁ私にくれないかな~
・10日後には1024人になるだけですが、
・20日後には105万人近くになり、
・27日後には1億3000万人を超えます。
誰しもこんな理屈は分かっていて、何とか儲けて逃げようとするのでしょうが、誰かがババを掴む事になります。
ご愁傷様ですね!