先日の「朝日」、「日経」に“森林整備公社の負債総額1兆2000億円”という
記事が載っていた。
森林整備公社というのは、
1958年に出来た“分収林特別措置法”に基づき各県に設立された公益法人で、
現在全国に42あるそうだ。
事業内容は、土地所有者から土地を借りて森林を育て、数十年後に伐採して収益を
土地所有者と一定の割合で分け合うというもので、
多くは各県や農林漁業金融公庫などからの融資で運営されている為に、収穫する迄
の長期に亘る金利や人件費の負担が重く、その上に国内材の価格急落に伴う収入大
幅減で、各県共に負債が雪だるま式に膨らんでいるのだそうだ。
我が広島県も堂々の10位にランクされ、実に441億円もの負債を抱えていて、
県民1人当たりの負債は15,340円にもなると言うから驚きだ!
今迄の林野行政では、
・林野庁が直接管理する国有林で赤字、
・林野庁が募集した“緑のオーナー制度”でも赤字、
・次いで、今回は各県森林整備公社の赤字が続いた。
・この次は、各市町村の“分収林事業”の破綻がやって来るのは必死だ。
このままだと土地所有者に利益を分配する事など全く出来ず、負債についてはいず
れも最終的には税金を投入して処理する事になるのだろうが、それに対する抵抗も
相当大きく林野行政は全く行き詰まってしまっている。
森林には、建築材を生産するだけではなく、国土の保全や水源の確保、炭酸ガスの
吸収など重要な役目も負っているので、是非何とかして維持して行きたいものだ!
「福田さん、インド洋での給油ばかりに拘っている場合ではありません!」
「国内には問題が山積しており、どれもが行き詰まって居て、放置するとやがて大
爆発してしまいますよ!」
記事が載っていた。
森林整備公社というのは、
1958年に出来た“分収林特別措置法”に基づき各県に設立された公益法人で、
現在全国に42あるそうだ。
事業内容は、土地所有者から土地を借りて森林を育て、数十年後に伐採して収益を
土地所有者と一定の割合で分け合うというもので、
多くは各県や農林漁業金融公庫などからの融資で運営されている為に、収穫する迄
の長期に亘る金利や人件費の負担が重く、その上に国内材の価格急落に伴う収入大
幅減で、各県共に負債が雪だるま式に膨らんでいるのだそうだ。
我が広島県も堂々の10位にランクされ、実に441億円もの負債を抱えていて、
県民1人当たりの負債は15,340円にもなると言うから驚きだ!
今迄の林野行政では、
・林野庁が直接管理する国有林で赤字、
・林野庁が募集した“緑のオーナー制度”でも赤字、
・次いで、今回は各県森林整備公社の赤字が続いた。
・この次は、各市町村の“分収林事業”の破綻がやって来るのは必死だ。
このままだと土地所有者に利益を分配する事など全く出来ず、負債についてはいず
れも最終的には税金を投入して処理する事になるのだろうが、それに対する抵抗も
相当大きく林野行政は全く行き詰まってしまっている。
森林には、建築材を生産するだけではなく、国土の保全や水源の確保、炭酸ガスの
吸収など重要な役目も負っているので、是非何とかして維持して行きたいものだ!
「福田さん、インド洋での給油ばかりに拘っている場合ではありません!」
「国内には問題が山積しており、どれもが行き詰まって居て、放置するとやがて大
爆発してしまいますよ!」
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