里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

神石高原町連続放火事件余波

2007年05月27日 | 世 相
今、神石高原町では今年の2月以来放火事件が多発している。
直近の被害だけでも次の通りで、合計では24件に達すると言うから凄まじい!
 ・5月12日(土) 未明 李   公民館      全焼
 ・5月14日(月) 朝   有木 倉庫2棟     全焼
 ・5月15日(火) 夜   油木 神社社務所   全焼
 ・5月21日(月) 深夜 油木 グランドの小屋 全焼
 ・5月22日(火) 夕方 井関 小 屋      全焼
 ・5月26日(土) 夜   油木 物 置      全焼 

私の山は同じ町内にあるので、今日は用心の為に山小屋に置いていたチェンソーや
草刈機、ガソリンなどを回収に行ったが、暢気に山野草を見て回る事も出来ず早々
に帰宅した。 
山小屋脇には、シライトソウとフタリシズカが咲いておりササユリは未だ蕾が固い
ようであったが、この調子では開花を楽しませて貰えそうに無い。

6月25日には旧豊松村の八鳥地区で恒例の“ユリ祭り”が開かれるのだが、
「犯人に告ぐ!」 「綺麗な花でも見て頭を冷やせ!」  だッ!!
シライトソウフタリシズカ
ササユリ(蕾)

シライトソウ(ユリ科、シライトソウ属)
秋田県以西で山地の林縁や木陰の湿気の多い所に自生する多年草。
名前の由来は、白い花びらを白糸に見立てて“白糸草”と名づけた。

フタリシズカ(センリョウ科、チャラン属)
全国で里山の林内や林縁に自生する多年草。
名前の由来は、二つの花穂を静御前の亡霊とそれに取り憑かれた女に見立てて名づ
けたとか。 花穂は1~5本の物があり亡霊たる由縁か?



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