里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ヤマユリ咲く!

2008年07月03日 | 庭の山野草
今年の5月、哲西町の園芸店で買って来たヤマユリが咲いた。
中部以北で自生していると聞いていたので、「福山でも育つか?」と尋ねると、
「大丈夫!」と商魂逞しい返事が返って来、つきあいで買ったものだ。

(少し花弁の痛んだヤマユリ→横顔)
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それにしても強烈だ! 花の直径が23cmもある上に、その匂いの強い事ったらない! 
こんなのが山では1本の茎に何個も咲くらしいが、イノシシに
「どうぞ食べてください!」 と宣伝しているようなものだ。 
家に持ち帰って活けたとしても、多分その強い芳香で失神してしまうだろう!

いずれにしても、強烈な存在感のある花で、私としてはパスしたい!

ヤマユリ(ユリ科、ユリ属)
近畿地方~東北地方で、日の当たる山野や疎林の中に自生する多年草。
草丈は1~1.5m。 葉は長さ10~15cmの長楕円形で互生している。
花期は7~8月で、茎の先端に径が23cm前後の漏斗状の花を横向きに1~20個つ
ける。 白色の花弁は6枚で先が反り返っていて、黄色の筋と赤褐色の斑点がある。
むせ返るような強い芳香があり、鱗茎は径が約10cmで古くから食用にされている。

欧米などで品種改良に使われ、有名なカサブランカはこのヤマユリとカノコユリを
交配して作られた。

(名前の由来)
山で良く見られるので“山百合”と名づけられた。
 

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