El Sol se Recuesta

バチルス・サブチリス・ナットーの日記

EnHANCE HEART plus

北海道ツーリング5日目

2018-08-29 20:41:12 | ツーリング
5日目の朝

安定の朝5時起き
ポツポツとフライをたたく雨音にげんなりしながら、シュラフやマットを収納し撤収の準備を始める


ほどなく雨も少し落ち着いたので、朝の身だしなみに炊事場へ
お仲間さんたちはまだ寝ているようだ。


空は低い雲が立ちこみ、また降り出しそうな感じだったけれど、積み込むなら今のうち。
最後に濡れたままのテントを撤収して完了。
雨の日の撤収ってこれが嫌なんだよね・・・。



7時前
予定より少し早めだったけれど、室蘭港に向けて出発。

お世話になったフォロワーさんたちに「また来るよ」と別れを告げ、キャンプ場を後にする。

もうここから先は走り続けただけでした。
高速道路は使わなかったけれど、北海道はスムーズに走れるので一般道オンリーでも予定通りに目的地に着くので安心です。
下道上等


苫小牧を過ぎると道路事情は一変。
車両も増え、ストップ&ゴーを繰り返す市街地走行へ。
でも、本州の市街地に比べればまだスムーズでしたけど。
見慣れた苫小牧市を過ぎ国道36号を一路、室蘭市へ。

乗船手続き開始2時間前に室蘭港に到着。


お腹が空いたので、街でなんか食べることに。



老舗の店 天勝の天丼
入店したのが遅かったからか、これしかメニューがないということだったけれど、なにこれうまい。


まだ時間があったけれど、ここでフェリーターミナルへ戻る。
二輪待機場にはまだ、私とハーレーが一台だけ。
乗船受付が始まっていたので先に済ませ、乗船まで港でまったりすることに。



これに乗るのかな?


相変わらずの曇り空(笑)

こんなにして写真撮影とかしていたら、続々とバイクがやってきました。

ここで岩手のフォロワーさん伝いで、新しくフォロワーさんと知り合いに( ´∀` )
今夏の北海道ツーリングの情報交換しながらしばしの談笑。


すると乗船のアナウンスがあったので、バイクを移動。


荷物を手に、客室へ移動し風呂に入って、船内探索。

出航後、ライトアップされた白鳥大橋の下をくぐる。



バイクからカメラ下ろしておけばよかったと後悔した瞬間でした。

そして宮古港へ向けて船は進みました。


つづく

北海道ツーリング四日目

2018-08-26 19:31:31 | ツーリング
北海道ツーリングに限らずテン泊しながら旅をするときは、朝5時には起床して出発の準備を始めるのが私のスタイル

4日目は昨日に引き続き連泊と決め込んでいたので、起床はゆっくり。
どこへ行くかも決めず、のんびりした朝でした。

朝食は富士宮のフォロワーさんが釣ってきたカレイを煮付け風(調味料が足りなかったのであくまで風)
にして食べました。
写真は撮ってなかった(笑)

予定が「羅臼釣ーりング」と決まったので、私もついていくことに。


道道87号線の先、相泊まで行くとここから先は行きどまり。


写真の奥に見える番屋までは行けますが、そこから先は徒歩でも困難。
まず道がない。
環境省のwebサイト「シレココ」https://www.env.go.jp/park/shiretoko/guide/sirecoco/treakking/index.html
に乗っている情報を見ると、ガチの山岳トレッキング経験者でもない限り、岬の突端に立つことはできないらしい。
「岩壁高巻き」だとか「へつり」だとかヤバい
あと知床半島は「ヒグマの巣」って呼ばれているくらい、ヒグマが多く生息しているっていうじゃないですか。
なので、ここまでで十分です(笑)
(遊覧船で沖から眺めるという手はあるんですけどね)

少し戻って「ルサ・フィールドハウス」わきのルサ川で釣りをすることに決まり、しばしお付き合い。
フォロワーさんが釣りに興じている間、写真を撮る。


いまにもヒグマが飛び出してきそうな雰囲気。


ミツバチの食事


電気柵の向こうに伸びる林道(行ってみたい)


ルサ・フィールドハウス


ルサ川(できる限りキャッチ&リリースでと監視員からお願いされました)



今日はここまで
キャンプ場までの帰路にお腹が減ったので、羅臼の町で食事



カニの天ぷらと蕎麦

標津町に入るころには雨に降られつつ、帰還。
近くの銭湯で汗を流し、早めの宴。
セコマの弁当が今夜の飯。
夕方からの宴だったので、ゆっくり談笑できましたよ。

明日は滞在最終日、室蘭まで一気に駆け抜けなくてはならないので、私だけ先に就寝しました。

つづく

北海道ツーリング三日目 続き

2018-08-25 20:53:00 | ツーリング
根室サテンドールで新オーナーと雑談を交わし、後ろ髪を引かれる思いでその場を後にした私は、
来た道をたどり次の目的地へと相棒を走らせた。





今日の宿営地は、標津町。
実はここで、ツイッター友と合流する予定。

先方の動きをイマココアプリで確認しつつ、キャンプ場へと向かうわけだが
私のほうが早く着いてしまいそうだったので、ちょっと寄り道。


国道244号を尾岱沼へ向かい、野付半島への道道950号へと右折。
思えば3年前、知床半島から尾岱沼へと向かう途中スルーしたっけ。

砂嘴の上に作られた道を行き止まりまで走る。
途中、会津藩の旗が舞うなにかの記念碑が見えた。
どっちみちピストンコースだし、帰りに寄ってみる。

さて。



ここにきて念願の青空が



目まぐるしく変わる空模様
天気がいいと気持ちも晴れやかになります。


この先は特別に許可をもらわないかぎり、進入禁止の駐車場。


竜神埼に立つ灯台を遠くにみながら一服

天気がいいけど風が強い
海に面した半島だけのことはあります。

その後さっき見た記念碑へと向かいます。


北辺防衛会津藩士顕彰碑の前で

なんとこの標津に幕末、会津藩士が北辺の防衛という任を受け暮らしていたそうです。
このことは会津でもあまり知られていないらしく、私もここに来るまでまったく知りませんでした。
いまの標津があるのも会津藩がその大元で、現在の標津神社を中心に番屋が作られ、木材を切り出し、鮭を水揚げ加工し、
糧としていたそうです。
今夜の宿営地となる、標津の町が会津と所縁があったという事実に彼の時代への思いを馳せましたよ。




野付半島といえば、この風景
立ち枯れしたナラワラの木

ここで先方の動きを確かめると、まだ美幌のあたり。
よしならば と予定していた「天に続く道」へ

根北峠を越え、隣の斜里町へ。
それにしても北海道でいう、隣町ってえらい遠いです。


撮りたかったワンシーン

思い起こせば、3年前。
ここへと至る道を走っていたんですよ。
あの当時はこんな風景があるとは知らず、
「なんか知らないけど、いつまで続くんだ?この道・・・。まっすぐ過ぎてつまらん」
なんておもいながら走ってましたよ。
なので再訪というwww



ちょうどころ合いもよくなったので、標津町へもどり、遅い昼飯。

標津町 亀代食堂の豚丼セット

まもなく合流し、キャンプ場へ

日が傾くにつれ天気が下り坂でしたが、土砂降りになるほどでもなかったのが幸いでした。
まぁ・・・これもキャンプツーリングの醍醐味ってことで・・・。





久しぶりに逢ったフォロワーさんと、新しく知り合えたフォロワーさんたちとで夜遅くまで歓談
たのしい夜が更けていきました。

続く


北海道ツーリング三日目

2018-08-20 20:46:08 | ツーリング
明くる朝、5時に目覚めてすぐシュラフとマットを撤収

表に出て朝の身支度を済ませ、いそいそとテントも撤収

キャンプ場の大テントのおかげで、朝露に濡れることもなくストレス無しの撤収ができました。

最初の経由地は「納沙布岬」
北海道の東の果て

路面は濡れてなかったけれど、霧雨が降っていたので、この日もレインウェアのお世話になりました。


根室市街地を抜け、反時計周りに納沙布岬へ。
街を抜けたとたんに、周りの景色はガスってなにも見えず・・・。
多分丘陵地帯を延々、岬へ向けて走り続けました。
見えるのは、路面と前走車。
「あーなんか試されてるなー」


ほどなく納沙布岬に到着


天気が良ければ、歯舞群島が見られる岬に立つ。
天気が良ければ・・・。


駐車場から先は車両の通行ができないので、ここから灯台を眺めていました。
歩くには少しばかり遠すぎる。
いや、歩いて行ってもよかったけれど、もうなんか・・・。

お土産屋さんとか覗いて、ぶらぶらしてから根室市へ戻ります。


ここからようやく景色が見られるように。




あぁぁ、こんないい景色だったのね。(笑)



根室市に着いてから、今回の最大の目的「最東端到達証明書」をゲットするため、市役所へ。



「最東端到達証明書」

それから気なっていたJazz喫茶「サテンドール」へ
今年の3月で閉店してしまい、残念だったのだけれどどこで営業していたのかだけでも知りたくて
行ってみました。

すると・・・。



なにやら玄関が開いている。
中の備品やらがそのまま置いてあるし。
どういうこと?

気なったので声をかけてみると、奥から返事が。
気さくな感じのご夫婦がいらっしゃいました。
福島からサテンドールを見ておきたくて来てみました。と言ったところ
「ぜひ、中を覗いていってください」

ほとんどの備品はそのままに、掃除をして再オープンするとのこと。
前オーナーのコンセプトをキープしつつ、あたらしいサテンドールとして営業を始めます。

世田谷から根室に引っ越した新オーナーさんご夫婦は、サテンドールを復活させるために頑張っていらっしゃいました。
今秋にはオープンに漕ぎつけたいそうです。

来年の北海道ツーリングは、根室市内のホテル一泊を予定に組み込もう。

続く

北海道ツーリング初日と二日目

2018-08-19 21:35:33 | ツーリング
なぜバイク乗りは北海道に惹かれるのか

ひたすらまっすぐな道

本州では見ることができない、ただただ広い丘陵

手つかずの大自然

暑い夏に、避暑したいがため・・・。


すべての見どころを見て回るには、彼の地で暮らさざるを得ませんが
いろいろ柵があるので、休みを有効に使って毎年渡道するのですよ。



八戸港FTにて

初日は夕方の便に間に合わせるべく、ひたすら東北道を北上。
乗船手続き1時間前に八戸に到着。

出航後は苫小牧港に着くまで、無理にでも寝ました。

なんせ、到着予定時刻がAM1:30。
下船するころでも2:30

今回は道東をめぐる旅だったので、時間を稼ぐため最初の目的地「襟裳岬」へ
深夜に彼の地を走るものではないのだけれど(シカやらなにやら道路に飛び出してくるから)
ドキドキしながら走ります。

天気がいいならまだしも、今年もまた雨降ってましたよ(笑)
天気に合わせて休むわけにもいかないので、こればっかりは仕方ないですね。





空が明るくなるころに襟裳岬に到着
低く立ち込める雲
御覧の通りの景色でしたが、岬の行けるところまで行けたという満足感で心は晴れやか。

次は、今夜の野営地「別海市」へ向けて黄金道路を東進します。

道中、ほとんど雨降りのなか少しばかり顔を覗かせた青空がうれしいです。


ようやく十勝川を越える


時間的にはそんなに走っていなくても、道がひたすらまっすぐだと、単調すぎて時間の流れがとても緩やか



できる限り早い時間に着きたかったので、途中の経由地は無し。

15時ぐらいに「別海ふれあいキャンプ場」へ到着
設営したり、


食事しに町へ行ったり、




キャンプ場に併設のお風呂に行ったり


テントに戻ってからまったりコーヒーを嗜んだり


そんなことしているうちにあっという間に日も暮れます。




「別海ふれあいキャンプ場」の良いところは、綺麗に整備された芝


管理がちゃんとしているので、気持ちよく過ごすことができます。

フリーサイト利用なら、大テントの下に設営すれば天候が不順でもテントを濡らすこともありません。
先着順ですけどね。



とまぁこんな感じでだらだら過ごしていたら、18時ごろに爆睡してしまいました。
3日目のあさ5時に起きるまでゆっくりできました。


続く




上海アリス幻樂団