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北原白秋

2007-05-28 23:25:01 | 朗読あれこれ
この夜、友人と話をしているなか、
北原白秋という名がでた。

福岡県柳川出身の詩人。
童謡の歌詞でこの名を覚えている人も多いのではなかろうか。

私は「ペチカ」と「砂山」が特に印象深い。
「ペチカ」は、子どものころ

~ 雪の降る夜は たのしいペチカ
  ペチカもえろよ おはなしましょ
  むかしむかしよ もえろよペチカ ~

(漢字の使い方は自己流です、あしからず)

という歌をきいて、
ペチカという見たことのない暖炉らしきものと
メジャーコードなのにうら寂しい
そのメロディーライン(山田耕筰作曲)に
得体のしれぬ恐怖を感じたものだ。


そして「砂山」。
有名な童謡だが、私が好きだったロック歌手が
「この歌、子どものころ好きでよく歌ってたんだよね」
とラジオで話して、その場でアカペラで歌った印象が強く
以来、私も好きになった。単純だ。

~ 海は荒海
  むこうは佐渡よ
  すずめなけなけ もうひはくれた
  みんなよべよべ お星さまでたぞ ~

(やはり漢字の使い方は自己流です、あしからず)

曲は中山晋平バージョンと山田耕筰バージョンの
2つあるらしい。
私の知っているメロディーはどちらのものなのか・・・。
私の日本海のイメージは、この「砂山」にあります。


童謡は「童の謡い」と書くけれど
童のときには無垢に大きな声でうたって
大人になって噛みしめたくなるもんですね。

みなさんはどんな童謡が心に残っているのでしょう?