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教わる日々

2007-11-17 02:29:24 | 朗読あれこれ


あるお宅にお邪魔していると、
「いただいた渋柿、甘いわよ」
と季節のくだもの、柿をむいてくださいました。

渋柿が甘い!?
そうきくと私の場合、昔おじいちゃんが軒下で干した渋柿は
確かに甘くなったなぁということを思い出しますが・・・

干さなくても、渋柿はひと手間加えると
そのままのジューシーさでとてもおいしくなるんだとか。
柿をむいてくれた70を過ぎた人生の先輩のご婦人は
ご近所のお庭になっている柿をお裾分けしてもらったそうですが、
「多分、あのお宅では焼酎を使ってるんじゃないかと思うわ」
とおっしゃいます。
柿のヘタに焼酎をぬって封をして数日おくと
渋味がとれるんだそうですね。
その他ドライアイスを使っても渋味がとれるとか。
ほぉ~。

いただいてみると、まぁ~甘いことといったら!
歯ごたえもあるのに、とろとろになったときのような甘みが出ています。

このときお話をしていて教えていただいたことは、この他に
そのむいた柿の皮を、白菜のお漬け物といっしょに漬けると
おいしくなるということ。
一方みかんの皮を乾燥させておいて燃やすと
白い煙がでて、虫除けになるということ。

人生の先輩に生活の知恵を教えていただくことは多いです。
手間をかけることが少なくなってきているいま、
こうゆうことを教えてもらわなかったらマズイ!
そう痛感します。