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Merkel首相が航空機業界に再生エネルギー利用促進を訴える(DeutschWell,6月18日)

2021-06-23 10:24:40 | 社会問題
メルケル首相は将来の合成燃料の価格低減を目指して需要の増大を求める。ドイツ航空会社代表は採算性で問題が残るとしている。

航空機業界は迅速に再生エネルギーの利用を、とメルケル首相が金曜日のベルリンにおける国家航空会議で訴えた。特に合成燃料が業界に大変革をおこす鍵になるだろうとした。

業界側の意見としてLufthansaのSpohr会長は、合成燃料が現状石油燃料の10倍の価格であることから、政府からの助成が必要と表明している。

“メルケル首相が言った事柄”

意見発信型のメルケル首相は、再生エネルギーへの移行は“時期が熟してから”ではなく出来るだけ手早く着手することが求められるとしている。
特に航空機業界はいったん設定された規格基準が、数十年にわたり途中での変更が難しいという特徴を持っている故に迅速な対応が求められるとしている。
合成燃料の価格と生産量の問題も大きな障害とは考えられず、利用の増大でいずれ解決していくものとしている。
ソーラーエネルギーが当初採算性で疑問視されていたのが、現在うまく離陸している例をあげている。

“Lufthansa社の積極的なCOVID救済支援活動”

“我が社は政府と協調することでのみ事業を展開していける”とLufthansaのSpohr会長は、再生燃料への移行に関して表明している。
更に加えてSpohr氏は、9月に予定される選挙の前、政府によるコロナ対策支援に90億ユーロ(107億ドル)をLufthansaが拠出することを決定しているとした。
“わが社は政府から第一に救済される会社の一つである。がゆえに緊急支援に最初に取り組む会社でもある”と会長はいう。
航空機業界は気候変動に2%から3%の影響を与えているとされている。

合成燃料(Synthetic Fuel)に関する話題はあまり馴染みがないのではと思います。
再生可能エネルギーというとソーラーとか風力・地熱・潮力を含めての水力等が中心となりますが、どうやら産業界の大きなテーマは、この合成燃料の事業化を通して温暖化対策を図っていくことが一つの中心課題かもしれません。

基本的な所から調べた上で、追ってこの話題を更に展開出来ればと考えております。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan

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