老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

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9月2日のコロナ関連記事

2021-09-03 13:32:41 | 社会問題
○ベトナム:首相が、危機が深まる原因となる故にコロナとの長期化する戦いに警告を発している。“市民と経済に困難さを引き起こしていくことから、隔離政策とロックダウンを長く続けることはできない”とMinhChinh首相は発言している。ベトナムでは最近の数週間、軍と武装住民を配置して市民の外出制限を規制している。
 世界的に見ても最強の抑制措置を講じている国の一つとして、現在のベトナムがある。
○トルコ:現在までの累計ワクチン接種数が9500万回分以上になったという。8540万人の人口で累計患者数は6,435,773人、累計死者数は57,283人。昨日の感染者は23496人死者は283人。
 【トルコの成人への接種率は50%を超えた所でしょうか。最近の感染者発生数は日本の2万人程度の少し上を行く状況です。連日世界ランキングで7位当たりから10位当たりで両国は推移しています。】
○キプロス:前回接種から6カ月を経過した65才以上・免疫不全者・医療従事者を対象にブースター接種を開始と発表。その他の階層へのブースター接種は、医療専門家からのアドバイスをもとに考えていくとしている。
○WHO:アフリカ諸国が、必達を希望していたワクチン接種の目標ゴール(感染することで最も危険性を有する人の層への10%の接種を目標としている)に届きそうもないことが決まってしまったようだ。
 WHOアフリカの担当者は現在のワクチン供給ペースと接種のペースが増大していけば話は別だが、今のままではアフリカ54カ国のうちの42カ国において設定している目標に届かないことが決まってしまったと言えると声明。
“ワクチン争奪戦でいつもアフリカは後塵を拝している。もっと手に入ればアフリカ諸国は集中して的確なワクチン接種プログラムを行っていくことが出来るのだが”とWHOアフリカ地区代表のMoeti博士は言う。
○パキスタン:Sindh州新規感染者数1195人、死者8人。検査数15410人。陽性率7.8%。
○ニュージーランド:感染者数が低下してきており、ロックダウンが機能していると声明。
○北朝鮮:COVAX経由の300万回分程の中国製ワクチンSinovacを受け取らず。もっと必要性高い国への分配を要請している。ピョンヤンは相変わらず感染者が出ていないと主張している。北朝鮮はコロナウイルス封鎖の為に莫大な資金を投じており、6月には食糧危機と闘っていることを認めている。
○インド:インド北西部のパンジャーブ州の教育大臣Raas博士が、教職員のワクチン接種証明を用意できない教育施設を月曜日から閉校にしていく、と州内の学校に要請したという。
 州当局は抜き打ち調査するチームを用意し、来週から活動すると言う。児童にもその家族のワクチン接種証明書を携行することを求めると言う。公立私立を問わず全教職員と役人に対して来週までにワクチンの接種を求める要請である。
○ブルガリア:新たな規制を施行するとしている。内容は以下である。
 レストランとバーの営業は9月7日から、夜10時まで。室内スポーツイベントは無観客で。音楽祭は禁止。映画館劇場は収容数を50%以下で。10月末までの規制という。
 9月15日から始まる学校へは児童は通えるという。但し感染状況次第でオンライン化する可能性があるという。
○ニュージーランド:Aucklandのホテル隔離施設から逃亡し自宅に戻っていたかどで、検査陽性の男性が逮捕される。隔離ホテルは軍によって管理されているという。昨年法律化された新法によると、有罪と決まると罰金または6カ月までの受牢となる。
○J&Jワクチン:南アフリカのAspen社(J&Jのアフリカの協力会社)で包装詰めされヨーロッパへ既に出荷されたワクチンンが戻されることになるという。
【ワクチン争奪戦の一場面でしょうか。】
○UAE:AbuDhabiが9月5日から全てのワクチン接種済みの国際線旅行客に対して隔離規制を撤廃するとしている。
○パキスタン:AsadUmar氏が、入院希望者並びに重篤患者数がパンデミック開始時以降で最大になっていると発言。
○カナダ:Gavi(途上国の子供への予防接種の普及に取り組む資金援助プログラム)はカナダがAstraZenecaワクチン130万回分以上をアフリカの3カ国(ナイジェリア・ケニア・ニジェール)へCOVAX経由で供与すると声明。COVAXはWHOとGaviに支援され、今年中に低収入国へ20億回分のワクチンを供与する目標を立てている。
 【2021年段階でアフリカ大陸の人口は13.1億人位とされています。】
○UNICEF:例え感染者数が低下していってもコロナの非寛容さは残るとしている。
○南アフリカ:Springs駅からJohannesburg駅に向かう列車内でワクチン接種が出来ると言う。“こんなやり方を待ち望んでいた”とJ&Jワクチンを打ち終えた人からも好評のようです。
 南アは3回の流行の波を受けており、累計患者数277万人で死者数は81830人。ロックダウンと移動制限で疲弊している状況という。
○タイ:中国製Sinovacワクチンを1回目に、ついで2回目に英国製AstraZenecaワクチンという併用法を7月から検討しているタイ。すでに150万人に対しこの方法を行っているという。
 保健省は150万人の結果から、この併用法が安全であり充分な免疫賦与能力(2回のAstraZenecaワクチン接種と同等)を持っているとしている。併用法を使えばワクチンの供給不足でワクチン接種のスケジュールに支障を来すことも解消できるとしている。
○カナダ:オンタリオ州でデジタルワクチンパスポートを採用する動き。
○インド:ここ2カ月で最高となる感染者数が報告されているインド。Kerala州の状況・学校の再開・お祭りの季節の始まり等に政府は懸念している。Kerala州は新規感染者47092人の70%近くを占めると言う。また死者数の3分の1を占めると言う。
○台湾:遅れていたPfizer-BioNTechワクチンの第一便が到着。
○Moderna:米FDAにブースター用に使用承認を求めている。現在ブースター用にはPfizer-BioNTechを考慮中である。免疫不全者向けのみにブースター用にPfizerかModernaを認めている。FDAは9月17日にPfizerワクチンのブースター使用の承認検討を予定している。Modernaについての検討時期等については不明という。
○オーストラリア:医師たちがコロナ規制緩和を行うと医療体制が危機を迎えると警告。
 幾つかの州がウイルス抑制規制戦略からウイルス共生戦略への移行を考えている。
 “緩和をしていき、今あるセーフティネットや安全イカダを考えないことになれば、今後もっと多くの人が安全イカダに殺到して、いずれひっくりかえってしまうだろうと、オーストラリア医師会が言っている。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan

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