マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

待雪草

2012-03-18 10:56:11 | Weblog

  ナチス占領下のオランダでのお話し。

 ユダヤ人の親子が離れ離れ息を潜めて暮らしていた。

 抵抗組織を通じ手紙ののやり取りをし、呼んだら焼き捨てる

 約束になっていた。

  しかし、それは”父さんの手紙は全部覚えた”という奇跡の本と

 なって世の中に残った。

  その少女は春の待雪草の美しさに目を奪われたとか。

 父親はその娘に語る。

 「待雪草は控えめな花、しかし、じっくり鑑賞すると驚くほど

 美しい。奧の深い所に『黄金の心』を持っている。人間はお手本に

 出来るね」と。

  黄金の心とはどんな時にも希望を作り出す。

 しなやかと美しさの異名だろう。

 春の来ない冬はない。

  待雪草のの花言葉『逆境の中の希望』とか----!