匂い 2012-03-24 16:12:16 | Weblog 沈丁花の花に春を思う。 『匂い』というのは人生に欠かせない物。 詩人の谷川俊太郎氏は記している。 「生きる事の味わいを意識して、そこに喜びと 一種の寂しさを感じる時、いつも『匂い』が私と人生を結ぶ 一つの通り道になっている」と。 ”蘭室の友”という言葉がある。 良き友との交わりが大切、蘭室にいれば自然に花の香りが 身に付く事のたとえ。 あの人がいると何かほのぼのと温かい香りがすると-----。 そんな人としての香り、匂いを身につけたいもの。 今日も又匂いの山を上りましょう。
絶望する勇気 2012-03-24 15:54:40 | Weblog どうして絶望して勇気が持てるのでしょう。 ここに、ナチスに追われ米国に移住した神学者パウル・ティツッヒ が「絶望する勇気」を説いているのです。 "出口なし”の状況をしっかりと受け止める事と。 「絶望を受け入れるという事はそれ自体が信仰でありそして それと同時に生きる勇気がそのぎりぎりの限界において現れ出るからだ」と。 獄中につながれた志高い数多くの人々は"一生涯戦い通す” ”死ぬまで覚悟の人生を生きる”と、決めたから強いのだろう。 いつも思い出します。あのマンデラ元大統領を、獄中に27年間-------! 信じられますか。 これこそ「絶望する勇気」なのです。