その青年は事故に遭った。
サッカ-選手であった彼は足の自由を奪われた挫折感と
苦しみの世界の中でもがいた。しかし、彼には共に戦う最愛の妻がいた。
妻と共に宿命の道を歩いたのだ。
車椅子バスケットの選手達はある意味一回死んで
それを乗り越えて今があるのだろう。
今迄出来た事が出来なくなる現実を受け入れる事は
並大抵ではない。人間の真価は打ちのめされる様な困難に
ぶつかった時、問われるのかもしれない。
その青年は語る。
「弱い自分を知っているから虚勢と意地と見栄を張って
強がっている内にだんだんと強い自分が出来上がってきた。
そして、自分はいろんな人に助けられ支えられて存在している。
人えの感謝が自己実現えの最後の道」と。
感謝を意識するだけで人生は最高のものとなるのでしょう。