マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

将棋士

2012-12-24 12:51:19 | Weblog

  この18日に死去した日本将棋連盟会長の米長邦雄氏。

 「話題豊富で座持ちの良い方でした。あっけらかんとしてやんちゃ坊主の様な、

 でも、不快な感じを与えない。亡くなりましたがあの人の話しをしていると

 明るい気分になって来るのが不思議です」と友人は語っている。

  又、氏は名言を沢山残されたとか。

 兄3人がいずれも東大を出た。

 「頭が悪いから東大に行った。私は良かったから棋士になった」。

 何かトンチ問答のようにくすっと笑えるお話し。

  亡くなった後でも思い出しで人を勇気ずけられるなんて

 本当に素敵な人生。

 お手本にしなくては-------。

生きる力

2012-12-22 11:14:41 | Weblog

  ”岐阜県美術館”が開館30周年を迎えた相だ。

 館長は語っている。「一流の芸術には人の心を動かす力があり、

 生きる力を与えてくれる」と。

  ある女子中学生が不登校で学校に行けなかった。

 しかし、展覧会に行ったら次の週から学校に通い始める事が出来た。

  心温まるエピソ-ド。

 その美術館では若い人達に足を運んで欲しいと高校生以下の入館料を

 無料にしている。

 又、社会貢献の企画も進めている相だ。

 美術館を日常の中で良い作品と出会うコミュニケ-ションの場にして欲しい。

 そして、一人一人が持っている生命の力に気付いて欲しいと。

  人々の為にとの館長の志に頭が下がる。

 

聞く力

2012-12-22 09:49:20 | Weblog

  今年のベストセラ-の第1位は阿川佐和子さんの「聞く力」。

 相手の話しに耳を傾ける際のポイントとは。

  阿川さんは語っている。「大切なのは面白そうだなと思って

 ただ一生懸命に聞く、そして上手に相ずちを打つ事が結構大事」と。

  心の通ったコミニュケ-ションが人間関係を良くするのだろう。

 ”対話上手は聞き上手”

 多くの人の話しに耳を傾ける事は新しい発見そして経験を積み

 自身の心を豊かにする事だから。

  ”心のキャッチボ-ル”の積み重ねが、今の時代に1番大切なことでしょう。

誇り

2012-12-21 11:14:33 | Weblog

  過日上野で開催された「尊厳の芸術展」。

 第二次世界大戦中に強制収容所に収容された日系アメリカ人が

 限られた材料と道具を使って作り上げた作品展。

  椅子、引き出し、ライオンやツルの置物、自画像、仏壇、

 ピンブロ-チ、日本人形--------。

 苛酷な生活環境の中、一心不乱に創作に取り組んだ人々の姿は胸に

 迫る物がある。

  展示を見ると日本の「美術」「工芸」の伝統が庶民の血力になっている事を

 感じるとか。

 そして、その力が収容所で生き残る事を助けたのでしょう。

  日本人のDNAは素晴らしい-----改めて日本人である事を

 ”誇り”に思いましょう。

本当の勝負

2012-12-20 11:27:31 | Weblog

  今年、世界の舞台で最も輝いた人----それはノ-ベル医学生理学を

 受賞した山中伸弥教授だろう。

  受賞後の氏の言葉「感謝したい人をあげたらそれだけで何冊も

 本が書ける」そして「ノ-ベル賞は過去の事、メダルはもう見ることは

 無いと思う。今後は科学者としてすべき事をしたい」と。

  目標を達成した後どの様に生きるのかその人の真価が現れる。

 無限の向上を目指し、勝利から勝利へと挑戦する心が本当の

 勝負なのだろう。

  歩みを止める”ゴ-ル”はないのだから。

ステンドグラス

2012-12-18 15:51:08 | Weblog

  ステンドグラスの作品展に出展した有る婦人のお話し。

 「地震で総ての作品は倒れましたがその作品だけは、わずかに一部が

 破損した程度で済みました」。

  彼女の作品は見た目では解らない部分に充分な補強が施されている。

 「見えない所で手を抜くのは二流です。時に耐えられてこそ本物です」と。

  ”本物で有ればこそ強くなくてはならない”

 人の生き方も同じ。思いもよらない苦難に耐え、勝ち越える強さ-----。

 重圧などの試練の時こそ真価が試される。

 そこに人間の真の偉大さが表れるのですから。

東京タワ-

2012-12-17 14:42:33 | Weblog

  高度経済成長の象徴としての”東京タワ-”が

 有形文化財に認定された。

 この塔はラジオ、テレビの総合電波塔として1958年に完成。

 高さ333メ-トルは当時パリのエッフェル塔をしのいで

 自立式鉄塔として世界一を誇った。

  東京タワ-は電波塔としての役割の多くを高さ634メ-トルの

 スカイツリ-に移す予定とか。

 今後は文化財として引き継がれてゆく。

  歴史はバトンタッちが大切な事。

 東京タワ-も責任を果たし、ほっとしている事だろう。

 眺める私達も何か心が温かい。

第九

2012-12-17 14:29:43 | Weblog


   師走の列島に「第九」の響かない日は無い。

  最終楽章の”歓喜の歌”。

  ”さぁ、もう少し戦い切るぞ”との思いが胸の中に沸き起こる。

   文豪ロマンロランは「戦う歓喜の賛歌、突撃への行進」と言っている。

  ベ-ト-ベンの「運命」と「第九」は青春を励まし続ける曲。

   夜の町の石油やさん、「第九」をかけながら営業。
 
  さぞかしベ-ト-ベンも喜んでいるでしょう。
 
  庶民の中まで浸透したと------。

 ”歓喜の歌声”に載せて私達もしっかりと一年を締めくくりましょう。

平和賞

2012-12-15 11:59:07 | Weblog


  平和賞受賞者の”マ-ティン・ル-サ-・キング”は語っている。

 飛行機の故障を整備員達が作業している。衣服は汚れ、体中油まみれ-----。

 そして、無事に飛行機は飛び立つ。

 整備員達の名前は歴史に残る事は無い。

 しかし飛行機の安全は彼らが支えている。

  人権運動も「高貴な人々」としての大衆が受賞者。

 喝采を浴びなくても固い信念を持ち、黙々と行動する無名の人々こそ

 時代を動かす「真の英雄」なのでしょう。

  「桜梅桃梨」

 自分に自信を持ち使命のわが人生を生きて参りましょう。

不運な種

2012-12-14 13:15:16 | Weblog

  国の天然記念物「石割桜」。

 およそ400年前岩の裂け目に落ちた不運な種が劣悪な条件の中で

 発芽し成長し堂々たる大木に育った岩手県の桜。

  近年樹勢の衰えが指摘されたが震災後一段と幹を成長させ

 傷ついた人々に希望を送っている。

  こんな言葉がある。

 「願兼於業(がんけんおごう)」。

 苦しい人々を励ます為に願って厳しい環境に生まれてくる。

 不運な種は幸運の種となる。それを、自覚する事。

 誰にでも果たすべき使命がある。

 それを知った人ほどその人生は幸福に違いない。

  泥沼に蓮は咲くのだから。