ビルマ滞在5日目。この日はマンダレーからバガンへと移動した。
朝、ホテルのロビーで木琴を演奏しているおじさんを発見。写真を撮らせてもらっていると、「これ弾いてみる?」とのお誘いが。ポローンと音を鳴らすのみしかできなかたけが、初竪琴演奏をさせてもらいました。
その後、空港まで移動するためタクシーを頼むと、まだ時間があるからお寺に寄っていこうと運転手さん。街の中にあるお寺に朝からお参りしてきました。朝から皆さん熱心にお祈りされていたよ。
お参りが終わってもまだ時間はあるとのことで、コーヒー屋で軽く何かを食べることとなった。
マンダレーはバイク都市で車よりもバイクのほうが多いのではないかと思うほど、バイク利用者が多い。コーヒー屋の前もずらっとバイクが並べられていた。
このコーヒー屋、大変繁盛していて座るところがないくらい。
知らないおじさん(右)とタクシーの運転手さん(左)と相席。タクシーの運転手さんが食べている揚げパンらしきものは彼の後ろで捏ねて挙げられていて、常に出来立てを提供していた。このパンはコーヒーに付けて食べると美味しいとのこと。ボヤキ嫁は朝ごはんをがっつり食べていたため、コーヒーのみ。
この日はビルマ旅行2回目の飛行機。
地方空港といっても国際線も発着している国際空港。しかし、セキュリティーはあってないようなもの。私たちが荷物のエックス線検査前にやってきたら検査官が誰もいなかった・・・。素通り出来ちゃうじゃないの。しばらく待っていたら検査官がコーヒーを持って戻ってきたよ。そしてボヤキ嫁の手提げカバンは『いいよ』と手を振られ検査なし。検査を受けていたフランス人のカバンがビーッとなったがあけて検査することもなし。
X線を使った搭乗検査場所。写真を撮ったときは検査官が3人座っているけど、少し前まで誰もおらず、素通り出来た。それにこんな写真を撮れてしまってセキュリティー上問題はないのか?と不安になった。今まで飛行機の搭乗検査は靴を脱いだり、100ml以下の液体をジップロックへ入れたりと色々面倒なことばかりだったため、こんなのでいいの?と肩透かしを食らった感じ。
マンダレー空港から飛行機に乗ったのは私たち2人と、フランス人・中国人のカップルの4人のみ。 飛行機は空いているから好きなところに座っていいわよとカウンターで言われていたそうだ・・・。うーん、バス並みの自由さ。
(空港に到着する少し前、空からバガンのパゴダが見えた。)
飛行機に乗せられた荷物は台車に載せて空港建物まで人力で運んでくれた。お疲れ様。
この後バガンの国立公園へ。この公園の人気者の鳥。楽天家ダンナが「大丈夫、なんにもしないからもっと側によって」というので近づいたら、まんまとくちばしでお尻を突かれた。
そしてその様子をしっかりビデオに収めていた楽天家ダンナ。その後会った人たちにこのビデオを見せて何度も笑っていた。ネタ提供に感謝してもらわねば。
ここにはビルマにしかいないという『黄金の鹿』がいた。背中に斑点がないから黄金の鹿なのかしら?ここで餌付けさせてもらったが、先ほどの鳥の一件があり及び腰のボヤキ嫁。
この日のお昼は、この公園内の川沿いのレストランで食べた。このレストランは景色がいいので観光客が食事を取りに多く訪れていた。予約をすれば中州にテーブルと椅子を運んでプライベート席を作ってくれるとのこと。
昼食後、バガンの遺構を見ながら約30マイル移動。
「ここから30マイルだからすぐだね。」という楽天家ダンナ。バガンの街からこの日泊まったホテルまでは結構距離がありました・・・。あとでふと気が付いたのだが、アメリカで30マイルというと高速を使ったら30分で着いてしまう距離。多分楽天家ダンナはその距離感で移動を考えていたのではないかな。
ホテルは山の中腹に立てられており、テラスからはポッパ山を見下ろすことが出来た。
(日本語でのミャンマー観光案内ではあの山をポッパ山といっているが、楽天家ダンナ曰く、あれはポッパ山ではないとのこと。ビルマ人がポッパ山というのは別のもっと高い山。)
あれを見下ろせてしまうということは、そうとう山を登った場所にあるホテルということ。このホテル眺めがよくのんびり出来そうだわ~と思っていた。しかし、この夜ボヤキ嫁は街の中で食べた夕食に当たってしまったのだ。あれだけ楽天家ダンナがボヤキ嫁が口にする食べ物に気をつけていたが、この日に飲んだ飲み物に入っていた氷が原因で体調を崩したと思われる。