ビール飲む?、ご飯食べる?
これら以外の言葉も推測出来るようになった。
親戚の皆さんにビルマ語学習は止めてますと言ったらがっかりされた。
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5日目:
この日は忙しかった。
まずは前日行けなかったチャイティヨへ向かった。麓のホテルを出たときかなり寒かったため、洋服を着込んで山頂にあるお寺へ向かうことにした。ホテルで朝ごはんが出たものの、トーストにジャムという味気ないものだったため、「ナンジートー食べさせろー」「モヒンガー食べたいー」(ボヤキ嫁の好きなビルマ料理)と楽天家ダンナにわがままをいい、地元レストランへと連れて行ってもらった。
麓から『バス』に乗ると聞いていたのでバス停へと移動。この時朝7時前だったが既にお参りを終わった人たちが、最初の下山するバスで山から下りてきていた。
バス乗り場についてみてビックリ。バスという名の2tトラックが参拝客を荷台へ詰め込んでいたのだ。
荷台には座板が渡されており、そこにぎゅうぎゅう詰めに座っていくのだ。
荷台に乗ることは、これはこれで楽しそうねと思っていたが、「yuには無理です」と楽天家ダンナに言われ、運転席ブースにあるシートに座ることとなった。荷台だと運賃は2,500チャット、運転席側だと3,000チャット。その違いは50円程度だけど、地元の人にとっては大きな差だ。
ちなみにこの料金には生命保険も含まれているそうだ。(Indcluding Life-insuranceと書いてある。)でもどんな生命保険なのかは謎。
このバスに詰め込まれ、標高約1,500mにあるお寺まで山道を登る。
ようやく到着!と山頂のバス下り場は人で溢れていた。
バス停からお寺まで歩けない人のために籠が用意されていて、お年を召した方などが利用していたよ。
(写真:泊まる予定だったホテル)
ビルマ語表記では、「ミャンマー人は・・・」と書かれているそうだけど、英語だと、女性はズボン、ショートパンツ、ミニスカート禁止となっている。ボヤキ嫁はジーンズを履いていったため、ジーンズの上からロンジー(民族衣装のスカート)を履いて参拝しました。
(写真:お寺の境内で夜を明かした参拝客たち)
境内で夜を明かした人たちがいたのだが、ボヤキ嫁たちが到着した時点でまだ冷え込んでいたのだ。ここで夜を明かしたということは、かなり冷え込んだなかで一晩過ごしたと思われる。
(写真:お祈りの場さえ女人禁制)
この金の石、あやういバランスで置かれています。昔は中に浮いていたとか。(石のしたにロープを渡せたと言う人もあり)
この石の近くへは男性のみ近づくことが可能。楽天家ダンナがこの石にお祈りしに行ったとき、ボヤキ嫁は外側からカメラマン。『ちゃんと撮ってる?』と何度も目で合図を送ってきた楽天家ダンナ。信用ならないのか?
この日はとても参拝客が多かった。でも他の観光地と比べ、欧米人が少ないように感じた。
参道では興味深い食べ物が沢山売られていた。
(写真:サソリと馬?の脚??)
(写真:山頂のバス停)
(写真:運転席ブースには5人の乗客が入れる)
(写真:荷物運びをしてくれる人 バス代と変わらない3,000チャットかかるらしい)
箱根やいろは坂にも引けをとらない急カーブをどんどん下っていくバス。荷台に乗ってみたかったものの、落ちたら・・・と思うと恐ろしく、運転席ブースでよかったわ。
チャイティヨからヤンゴンへと戻る途中、コカコーラを運搬中のトラックに遭遇。数年前ではありえない光景だと楽天家ダンナがしみじみ言っていた。
途中、美味しいと言われるレストランで遅めの昼食を取った。瓶ビールを頼んだら、蓋に当たりくじが付いておりなんと当たりを引き当て、もう一本無料でビールを頂いた。
このレストランで売られていたミャンマーのお菓子。でもどんなものかまったく分からず・・・。
こんな田舎道を走ること4時間、一路ヤンゴンへ。
途中、第二次世界大戦時に近辺に日本軍が駐留していた(楽天家ダンナ情報・不確かです)という橋。
ここで写真を撮ってもらおうと近くにいたおじさんに楽天家ダンナのタブレットを渡すも、「えー、わかんないよ!」と言われ、色々試行錯誤していたら、ちかくにいた兵士さんもやってきて、三人でなにやらカメラの扱いについて楽しそうに話していました。
ヤンゴンへは日が暮れてから到着。かなり疲れていたものの、「今日はクリスマスイブだ!どこかへ遊びに行こう!」と楽天家ダンナが言い出し、どこかのホテルで行われていたクリスマスイブパーティーへと行って来た。
(写真:力を持っていた政治家の娘)
会場に着くと楽天家ダンナが、「あ、あの人○の娘だ。」と言ってきた。他の場所でも、元権力者の子供がVIP扱いをされており、いまだに権力者の子供達はVIP扱いなんだなと、色々と考えされられたよ。
この会場で日本人の方々に会いました。面白いお兄さんがいたのだけど、他の人たちにはボヤキ嫁は絶対におかしな日本人だと思われただろうな。