まるこの「時事和訳ブログ」

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橋を突き破ったブラジルのトラック運転手が救助される

2012-09-24 | Weblog

 (写真)運転手が救助されるまで25分かかりました

ブラジル南部のトラック運転手が、パラナ州とサンパウロ州を結ぶ橋を渡る時、彼の車がガードレールに突っ込みましたが奇跡的に救助されました。

橋の上で車が急に止まって荷を積んでいないトラックがコントロールを失ったと運転手のシルヴァさんは言いました。

通行人がロープを使って運転席から彼を引き上げるのに30分近くかかりました。シルヴァさんは無傷で助かりました。

日曜日にトラックを引き上げる仕事は中止せざるを得ませんでした。

「橋が揺れ始めたので壊れるのではないかと怖かった」

二つの州の堺にある大きなダムの上にかかっている長さ1,500メートルのChavantes橋は事故いらい通行止めになっています。

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通りがかりの人にロープで無傷で助けられたとは運のいい人ですね。大きなダムの上の橋で車ごと落ちればどうなっていたでしょうか。とにかくよかった!


イランを攻撃すると第三次世界大戦が始まるだろう

2012-09-24 | Weblog

テヘラン: もしイスラエルがイランを攻撃する準備をしているならイランは先制攻撃を行うだろうと、革命防衛隊幹部が、彼の上司が紛争は避けられないと警告した日の次の日の日曜日にアル・アラム紙に語りました。

「予測できない中で、イスラエルとイランが軍事衝突すれば、第三次世界大戦になるだろう、」とハジザデフ准将がイランのアラビア語テレビネットワークに語りました。

革命防衛隊のミサイルシステムを担当しているハジザデフ氏は、「イスラエルが攻撃のためのあらゆる準備をした状況になれば、我々は先制攻撃をする可能性がある。しかし、それはこの瞬間ではないと考える。」と言いました。

彼は、いかなるイスラエルの攻撃も米国の承認を得て行われるものとイランは考える、だから、シオニスト政権が米国の承認の有無にかかわらず攻撃をする時は、我々はバーレーンとカタールとアフガニスタンの米軍基地を間違いなく攻撃する。」と彼はつけ加えました。

イスラエルは我々の対応を想像できないだろうー大きな損害を被り、国の抹消への前兆となろうと彼は警告しました。

革命防衛隊長のジャファリ氏は、土曜日に、「イランとイスラエルの戦争はやがては起こるだろうが、いつどこで起こるかは定かではない」と言いました。

イランの高級官僚が両国で戦争が起こる可能性を確認したのは初めてです。

ISNA and Farsニュース局の引用によれば、ジャファリ氏はその戦争はイスラレルの絶滅につながるだろうとも言いました。

「もし戦争が始まれば、それは破壊の物語になるだろう」と彼は言いました。

イスラエルがイランの核施設に空爆を行うと脅していることで、ここ数週間緊張が高まっています。

核爆弾の能力を高めてイスラエルの存在や、発表はしていないが中東で唯一核兵器を持つイスラエルに脅威を与えることがイランの核計画の目的だとイスラエルは確信しています。

イランは、核計画は平和目的で民生用だと主張していますが、核問題に関して国連核監視機関や国際安全保障理事会との間に孤立を深めています。

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イスラエルのイランの核施設への攻撃が見えてきたのでしょうか、イランはそれに先制攻撃で対応するとして第三次世界大戦の勃発を警告しています。イスラエルが実際に爆撃をして、イランが対応できる核の力を持っているとしたら、本当に第三次大戦が始まるかもしれません。全ての国が核放棄しなければ、いつでも、どこでも核戦争は起こり得ます。怖い話です。


フェイスブックの案内状がオランダのハーレンで暴動を引き起こす

2012-09-22 | Weblog

 

(写真)Project X T-shirtsを着ている人もいます

 パーティの案内状がフェイスブックで次々と伝わり、多くの人がオランダの小さな町に押しかけて騒ぎ,けが人も出ました。

小規模の誕生祝いの案内状だったはずなのに、30,000人の人々に伝わり、今週ハーレンの町はトラブル続きでした。

16才の誕生日を祝う予定だった少女は、彼女のフェイスブックで私的な行事としての設定をしませんでした。

機動隊は小さな町に押し寄せた群衆に割って入りました。

招待状を書いた少女は、金曜日に、グローニンゲン市の近くのわずか19,000人以下の町ハーレンの自宅から避難しました。

パーティはキャンセルされ、警察は押しかける予定の人々にハーレンに来ないように呼びかけましたが、少なくとも3,000人が押しかけました

「彼女はフェイスブックに案内状を投稿して友達に送った。友達は他の友達に送り、間もなくインターネットで山火事のように広がった。」とグローニンゲンの警察報道官がAFP通信に語りました。

群衆を管理するために多くの機動隊が送られ、少女が住んでいる通りから彼らを遠ざけました。

騒動が始まると、ボトルや石、植木鉢や自転車さえもが警官に投げつけられたとオランダのANP通信が報じています。

ロイター通信によれば、群衆が乱暴を働き、店を略奪し、車に火をつけて通りの標識や電柱に危害を与え、少なくとも6人が怪我をして20人が逮捕されました。

警察が過剰に対応していると非難する暴徒もいました。

また、パーティの計画を過熱報道したとしてオランダのメディアが非難されました。

制御できなくなるパーティについて今年の初めに放映された映画にちなんで"Project X Haren"のマークが付いたTシャツを着ている者も見られました。

そのようなTシャツは一枚23ユーロ(30米ドル)で、インターネットで売られていました。 四つん這いになってボトルから飲んでいる男の粗野なロゴが付いているものもあります。

その後、金曜日の夜の騒動を排除・整理するために"Project Clean-X Haren"と呼ばれる新たなフェイスブックのページが作られています。土曜日の朝には17,000以上の「いいね」(賛同)がありました。

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このニュースは日本でも報道されましたが、フェイスブックの怖さの一面を確認するために取り上げました。非公開設定を忘れたのか知らなかったのか16歳を迎える少女は3,000人もの人に押しかけられて怖かったことでしょう。

 私も、最近、フェイスブックを始めましたが、非公開設定のことは知りませんでした。もっとも極々身内だけのものにして大事なことは掲載しないようにしていますがシェアなどを迂闊にクリックするのもよくないのかもしれませんね。

 ちなみに"Project Clean-X Haren"にアクセスしてみたらオランダ語で書かれていてさっぱり分りませんでしたが、「いいね」の数は24,779になっていました。この記事へのアクセス数も2.5Kです。いかに多くの人がインターネットをしているか思い知らされます。なにしろ、私のようなシニアもしているのですから(笑)

 今年の初めに放映された映画というのは、ティーンエージャーが郊外の自宅でパーティを開いたところ、とんでもない数の人が押しかけて収拾がつかなくなるというストーリーだそうです。

 このような事件は、ドイツやオーストラリアなど世界各地で起こっていて、特に米国に多くみられ、テキサス州では若者の集団が無人の家を破壊し、10万ドル(約780万円)相当の損害をもたらす事件となったそうです。

 若者のエネルギーはどの国も予測できません。ネットの怖さですね。


フランスで闘牛は合憲と宣言される

2012-09-21 | Weblog

 (写真)スペインの闘牛士が実演する今月アルルで行われた闘牛

フランスの法曹界トップの憲法評議会は、動物保護団体から出された闘牛禁止の要請を拒否しました。

彼らは闘牛を動物の虐待の範疇に入れることを要求しました。

しかし、フランス南部地域で行われている伝統的な闘牛は国民の守られるべき憲法上の権利を侵害するものではないと裁判官は言いました。

フランスの闘牛で1,000頭以上の雄牛が死んだとAFP通信が報じています。

闘牛は隣国スペインで始まりましたが、ルーツは150年前のフランスでした。スペインの競技として知られている闘牛はニームとアルル地方で特に人気があります。

昨年議会で可決された後、今年、スペインのカタルーニャ地方で闘牛が禁止されました。闘牛の禁止はスペイン本土では初めてです。

パリのBBC記者によると、フランスの最近の世論調査では48%が禁止に賛成しましたが、その前は3分の2もの有権者が禁止に賛成でした。

バルセロナ生まれのフランスの内務大臣は、今月初めに闘牛について好意的に語りました。

闘牛はフランスの何か所かでは禁止されています。動物保護団体は、今、この件をヨーロッパ人権裁判所に持ち込むことを考えていると記者は報じています。

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闘牛で使われる野生の牛は紀元前約2000年の旧石器時代には存在していたそうです。

ギリシャ・ローマ時代にも闘牛は行われていましたが、今はスペインの国技です。でも、いろいろな形の闘牛は世界のいくつかの地域で行われているようです。日本にも日本式の伝統的な闘牛が行われている地域があるようです。

 ところで、スペインでは禁止の方向にあるのにフランスがいつまでも続けることができるのでしょうか。

 ↓参考まで

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%97%98%E7%89%9B


速報: 警察とデモ隊がイスラマバードで衝突

2012-09-20 | Weblog

パキスタンの警察は、イスラム教徒を嘲笑するアマチュアビデオに対して抗議をするデモ隊と首都イスラマバードの米大使館の外で衝突しました。

警察は、およそ1,000人の群衆を阻止しようとして、一斉射撃や催涙ガスを発射しました。パキスタン政府は軍に支援を求めました。

米国で作られたフィルムは預言者ムハンマドを屈辱していると言われています。

中東や北アフリカで抗議中に数人が死亡しました。ほとんどの大使館がある敷地に通じる道は治安強化のために封鎖されました。テレビの映像は、警察がデモ隊を抑止しようとして混とんとした状態になった光景を写し出しました。

 人形は焼かれ、石やミサイルが警察に向けて投げられました。水曜日、同じ地区のデモでおよそ500人が大使館敷地の門の外に集まりました。

米国務省は、不要なパキスタンへの旅をしないようにと警告しました。また、パキスタンにいるアメリカ人にデモや集会を避けるように注意しました。

9月11日に、ベンガジの領事館が攻撃されてリビアの米大使が死亡しました。以来、世界中の国でデモが行われました。

 水曜日には、フランスの雑誌が預言者ムハンマドの猥褻な漫画を発行して西側に対する緊張を高めています。パキスタン政府は、国民が平和にデモができるように金曜日を国民の祝日にするとしました。         

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米国でエジプト人のコプト教徒が作ったとされる預言者を屈辱的に描いたフィルムに対する抗議デモがパキスタンにも飛び火したようです。おまけにフランスの雑誌までムハンマドの猥褻な漫画を発行して怒りを煽っています。責任のある言論の自由を行使してほしいものです。中国のデモが落ち着いてきたら、中東のデモが再び目立ってきました。