前回、前々回と比べると映像がよりきれいになっている気がしました。音響効果やナレーションもうるさくなくていい感じです。
香の系統は人によって、本によって様々なんですが、一般的にフランキンセンスとミルラは樹脂系、サンダルウッドは樹木系に分類されている本が多いようです。3つともエキゾチック系とかオリエンタル系というふうに扱っている本もあります。私の作るテキストにはこの3つをインセンス系という枠に分類しています。
ミルラもフランキンセンスもグラースの精油工場で製造していましたが、収穫されるのはどちらもエチオピア。フランキンセンスは樹皮を削って沁みだした乳白色の樹液、ミルラは遊牧民たちが自然に沁み出した樹液を収穫していきます。ミルラの樹液はルビーみたいに真っ赤でとてもきれいでした。
インドではサンダルウッドの木材を粉状にして、それを原始的な窯で蒸留するのですが、ひとつひとつ手間をかけてじっくり行っていました。工場の設備が古くてガタがきているにも係わらず、そこを流れる芳香蒸留水のこの上なく澄んでいるのが印象的でした。
仏教に縁の深いサンダルウッドとキリスト教やイスラム教と深い繋がりのあるミルラとフランキンセンス。それぞれ美容効果や呼吸器や循環器への係わりもさることながら、心への影響もはずせない。それだから宗教行事と結びついてしまったのでしょうね。
ソマリヤの街中、フランキンセンスの香を焚きながらコーヒーを挽いていたおばあさんが印象的でした。フランキンセンスとコーヒーは最高のおもてなしなんだそうです。露店でおばあさんが挽いてくれた挽きたてのコーヒーを飲みながらフランキンセンスの香を楽しむ。家に帰っても服についたフランキンセンスの香で更に癒されるんだそうです。最高の贅沢ですね。
対してすっきりさっぱり薬のようなユーカリとティートゥリー。こちらは新大陸のもたらした別な恵みですね。オーストラリアの大地の粗野な雄大さを感じる風景でした。
次回、第4段はローズマリー、カモミールなどのハーブ系だそうです。今から楽しみです。でも第4段で最後なんですって。ちょっと残念です。もう少しいろいろ見てみたい気がします。
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香の系統は人によって、本によって様々なんですが、一般的にフランキンセンスとミルラは樹脂系、サンダルウッドは樹木系に分類されている本が多いようです。3つともエキゾチック系とかオリエンタル系というふうに扱っている本もあります。私の作るテキストにはこの3つをインセンス系という枠に分類しています。
ミルラもフランキンセンスもグラースの精油工場で製造していましたが、収穫されるのはどちらもエチオピア。フランキンセンスは樹皮を削って沁みだした乳白色の樹液、ミルラは遊牧民たちが自然に沁み出した樹液を収穫していきます。ミルラの樹液はルビーみたいに真っ赤でとてもきれいでした。
インドではサンダルウッドの木材を粉状にして、それを原始的な窯で蒸留するのですが、ひとつひとつ手間をかけてじっくり行っていました。工場の設備が古くてガタがきているにも係わらず、そこを流れる芳香蒸留水のこの上なく澄んでいるのが印象的でした。
仏教に縁の深いサンダルウッドとキリスト教やイスラム教と深い繋がりのあるミルラとフランキンセンス。それぞれ美容効果や呼吸器や循環器への係わりもさることながら、心への影響もはずせない。それだから宗教行事と結びついてしまったのでしょうね。
ソマリヤの街中、フランキンセンスの香を焚きながらコーヒーを挽いていたおばあさんが印象的でした。フランキンセンスとコーヒーは最高のおもてなしなんだそうです。露店でおばあさんが挽いてくれた挽きたてのコーヒーを飲みながらフランキンセンスの香を楽しむ。家に帰っても服についたフランキンセンスの香で更に癒されるんだそうです。最高の贅沢ですね。
対してすっきりさっぱり薬のようなユーカリとティートゥリー。こちらは新大陸のもたらした別な恵みですね。オーストラリアの大地の粗野な雄大さを感じる風景でした。
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