rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

国境なきアロマテラピー

2017-03-22 00:16:24 | アロマな日記
ISA(国際アロマ科学研究所)の総会に行ってきました。今年も緩和ケアの現場のお話しなど興味深く拝聴しましたが、それ以上にボランティアの方のお話が大変心に沁みました。お話ししてくれたのはAROMATHERAPIE SANS FRONTIERES(ASF)の濱田先生。ASFは直訳すると国境なきアロマテラピーとなります。

マダガスカルは経済状況が192国中184位という貧困国のため、普通の人が医者にかかることもままならない現状です。2歳までに栄養失調や感染症で亡くなってしまう子どもがなんと42.4%もいるのです。

アントラシベにあるASFの自然療法センターでは、子ども達に無料で診断を行い多くの命を救ってきました。今後は最も貧困の酷いチュレアという地区に小学校の中に無料診断書を作る計画が進められています。そこに研修センターを併設して現地のボランティアを育成したり、水を供給できるチューブの工事なども行う予定です。

一方マダガスカルは12,000種類以上の植物が生息し、良質の精油の産地でもありますが、現地の人たちに精油が行きとどいていません。ASFでは子ども達と一緒にハーブを育てたり、その使い方を実施で学習させています。他にも感染予防のために石鹸を作ったりもしています。そこで作った精油や石鹸を今後日本でも販売されるようなので、興味のある方は是非購入をご検討ください。

現地で活動されてる方々は、おそらく想像もつかない苦労をされているのだと思います。できることで協力したいと思いますが、市邊理事も寄付というより製品を購入するなどの経済活動に貢献するほうが双方のためになって良いとおっしゃっていました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 健康あってこそ | トップ | タッチングの意義 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アロマな日記」カテゴリの最新記事