rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

受付の大切さ

2008-03-23 18:26:54 | ひとりごと
 やっと電話口にでたセラピストさんが
「今スタッフは接客で手がふさがっているので下(スクール)に降りて行けない。受付のデスクにメモをつけて置いておいてほしい」
とのこと。現金が入っているので少々心配だったが、念のため封筒をセロテープで封して、言われた通りメモを貼って、念には念を入れデスクの上にあったコピー用紙の袋の下に隠すように置いて帰ってきた。

 帰宅後スクール宛にメールを送ったところ、確かに受け取ったという返事が返ってきたのでまずは安心。うちのスクールは受付がいつもいるわけでないので、こういう時ちょっと不安になる。大手のスクールなら受付専門とまではいかないにしても事務兼受付みたいな人がいてくれるのでその点はうらやましい。

 私は以前ヤマハ英語教室の講師をしていたことがある。その時事務所のある大きな教室の時はいいのだけど、小さな教室では受付さんが途中で帰ってしまう。私が勤務していたある小さな教室では受付さんが6時に帰ってしまう。本来そのあとアルバイトの女の子を雇うことになっているのだが、勤めてくれる人がなかなか見つからなくてそのまんまになっていたことがある。

 そうするとどうなるかというと、電話が鳴ると3つの部屋の先生たちが競争するみたいにいっせいにドアを開ける。英語をやってる部屋の隣にはエレクトーンを教えてる部屋、その隣はピアノを教えてる部屋。他の先生が電話に出てくれるので、自分だけが出ないわけにいかないので・・・本当はみんな電話には出たくないはず。なぜならそこで先生が電話に出てしまうとせっかく授業の波に乗っていた生徒さんたちのペースが崩れてしまうので。

 トリートメントに関しても同じことがいえる。セラピストが途中で席を離れたりすれば、クライアントも落ち着かなくなってしまい、いいトリートメントはできない。以前勤めていたエステティックサロンでエステティシャン達がお手入れが中断されるのがいやだといって受付専門のスタッフを雇ったことがある。ただ社長や重役は受付専門なんて贅沢だと言って、結局はその受付嬢もエステティシャンにさせられてしまいました。

 今はどこでも人件費を削減して効率よく商売を運営することばかり考えている。私が現在勤めている小売店でも、カウンターの中で暇そうにするなと言われた。最初は面食らった。カウンターっていつお客様が来てもいいように待機しているものだとばかり思っていたから。一流のホテルでは受付がカウンター内で事務仕事なんかしない。

 実際カウンターの中で事務処理しているとお客さんが嫌味ったらしくボンッ!と商品をカウンターの上に置いたりする。事務仕事しているとそちらに気をとられて店内に目が配りきれないのが現状。決していいサービスはできないと思う。

 サロンでもセラピストひとりで運営しているような所は別として、ある程度の規模のあるところならきちんと受付がいることが望ましい。高級なホテルや高級なスパ・サロン、高額なのは人件費も含まれているためだと思われる。でもちょっとお金かけても行き届いたサービスをたまには受けたい。





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