インストラクター試験・前日

　いよいよ明日がインストラクター試験。じっくり勉強したいところだけどメディカルハーブ講座がありました。もう、ここまできたらちょっとの勉強でそうそう実力が伸びるわけでもないし、最後なのでしっかり出席しました。

　さて、無事講座も終わった時、同じテーブルに座っている人が私のバッグの中の『コンプリートブック』や『問題集』に気がついて「明日の試験受けるんですか？」と聞いてきた。そうだと答えると彼女も受験するようであれこれ話しているうちに独学で試験に臨むことがバレてしまい、挙句先生の耳にも届いてしまった。

　できれば先生には知られたくなかった。というか認定校の講師の立場にたてば面白くないだろうと思う。協会の規定ではアドヴァイザー資格を持っていれば誰でも受験できる訳だけど、独学で試験に臨む人が増えれば認定校の存在も危ぶまれるし一種の営業妨害とも受け取れる。

　一応ねぎらいのことばなど掛けていただいて、こちらもなんとなく気が引けた。

　スクールに通ったほうが効果があることもわかっている。ただ、都内の認定校に通うとなるとどこでも大体1時間半から2時間の通学時間がかかってしまい、時間的に通いづらい。土日集中の講座もあるので時間の面はなんとかクリアできても、一番の難点は実はお金。

　中高生のこども達を抱えている手前、自分の趣味にそうそうお金をかけられない。交通費だけでも1回３千円近くかかるけど、１５万から２０万ほどかかる受講料を捻出するのは、やっぱり難しい。

　日本の国はこどもの教育費にはいくらでも出費できるのに、おかあさんの（おとうさんも）教育費をかけられない。ちょっと、さみしい。