まず骨、肩から肘までが太い1本の上腕骨、肘から手首まで内側が尺骨、外側が撓骨。ちなみに撓骨の「撓」の字は生け花などで枝をしならせる「たわめる」という意味。撓骨のほうがやや太く、尺骨がそれを支えるように存在する。
手首のところにあるのが手根骨。手根骨は8つの小さな骨が合わさって構成されている。手の甲を触ると手首から指までの間に5本の骨が渡っているのがわかる。それらが中手骨。その上に繋がっている指骨は親指が2つ、そのほかの指が3つの計15の骨で構成されている。
肩の関節は球関節といい上腕骨の先端の球の部分が肩甲骨の凹みにはまっている形になっている。球関節は体じゅうの関節の中で最も稼動範囲が大きい。反面最も脱臼しやすい。
肘の関節は3つあるが、撓骨と尺骨の間にあるのが上撓尺関節。上撓尺関節は車軸関節といわれ、骨の長軸の周りだけ回転する一軸性の動きをする。
手首の関節、撓骨手根関節は楕円関節と呼ばれ前後、左右それぞれ90度に回転する。関節面が楕円の一部を構成するようになっているためこう呼ばれている。
拇指の手根、および4指の手根、中手関節は鞍関節という。これは関節面の一方が馬の鞍のように凹面体、他方が凸面体であることからそう呼ばれている。楕円関節同様前後と左右2方向へ回転する。その他の指の関節は蝶番関節といい一つの方向にのみ回転する。
腕の筋肉は三角筋の下、肘頭側に上腕三頭筋、反対側に上腕二頭筋と上腕筋がある。肘を曲げる時、上腕二頭筋と上腕筋は収縮し、上腕三頭筋は弛緩する。反対に肘を伸ばす時は上腕二頭筋と上腕筋は弛緩し、上腕三頭筋は収縮する。ここでいう上腕筋と上腕二頭筋のように一つの運動のために協力して動く筋を協力筋、上腕三頭筋のように反対の方向に動く筋を拮抗筋といいます。
同様に肩が外転するときに三角筋は収縮し、大胸筋と広背筋は弛緩します。反対に肩が内転するときは三角筋は弛緩し、大胸筋と広背筋は収縮します。この場合の大胸筋と広背筋は協力筋、三角筋は拮抗筋となります。
肘から下、手のひら側には長母指屈筋、深指屈筋などがあり、手の甲側には肘筋、指伸筋などがあります。
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手首のところにあるのが手根骨。手根骨は8つの小さな骨が合わさって構成されている。手の甲を触ると手首から指までの間に5本の骨が渡っているのがわかる。それらが中手骨。その上に繋がっている指骨は親指が2つ、そのほかの指が3つの計15の骨で構成されている。
肩の関節は球関節といい上腕骨の先端の球の部分が肩甲骨の凹みにはまっている形になっている。球関節は体じゅうの関節の中で最も稼動範囲が大きい。反面最も脱臼しやすい。
肘の関節は3つあるが、撓骨と尺骨の間にあるのが上撓尺関節。上撓尺関節は車軸関節といわれ、骨の長軸の周りだけ回転する一軸性の動きをする。
手首の関節、撓骨手根関節は楕円関節と呼ばれ前後、左右それぞれ90度に回転する。関節面が楕円の一部を構成するようになっているためこう呼ばれている。
拇指の手根、および4指の手根、中手関節は鞍関節という。これは関節面の一方が馬の鞍のように凹面体、他方が凸面体であることからそう呼ばれている。楕円関節同様前後と左右2方向へ回転する。その他の指の関節は蝶番関節といい一つの方向にのみ回転する。
腕の筋肉は三角筋の下、肘頭側に上腕三頭筋、反対側に上腕二頭筋と上腕筋がある。肘を曲げる時、上腕二頭筋と上腕筋は収縮し、上腕三頭筋は弛緩する。反対に肘を伸ばす時は上腕二頭筋と上腕筋は弛緩し、上腕三頭筋は収縮する。ここでいう上腕筋と上腕二頭筋のように一つの運動のために協力して動く筋を協力筋、上腕三頭筋のように反対の方向に動く筋を拮抗筋といいます。
同様に肩が外転するときに三角筋は収縮し、大胸筋と広背筋は弛緩します。反対に肩が内転するときは三角筋は弛緩し、大胸筋と広背筋は収縮します。この場合の大胸筋と広背筋は協力筋、三角筋は拮抗筋となります。
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