rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

七草粥

2010-01-18 23:59:28 | ハーブな日記
七草粥は春の七草を入れて炊いたおかゆで、本来七草は前の日の晩に細かく刻んでたたいておくのだそうです。私は毎年フリーズドライの『七草粥セット』のようなものを使ってしまいます。

 春の七草とは・・・

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの7品。せっかくだから漢字と別名(現代名)を挙げてみます。

せり・・芹・・・セリ

なずな・・薺・・・なずな(ぺんぺん草)

ごぎょう・・御形・・・ハハコグサ(母子草)

はこべら・・繁縷・・・ハコベ

ほとけのざ・・仏の座・・・コオニタビラコ(小鬼田平子)

スズナ・・菘・・・カブ(蕪)

スズシロ・・蘿蔔・・・ダイコン(ダイコン)


 大根とカブはおなじみの野菜ですしセリも八百屋さんで売ってますが、ほかのものはなんだか雑草みたいですね。普段あまりお目にかかれるものじゃないようです。子どもの頃はぺんぺん草を見たような気がしますが、最近まったくお目にかかってません。でも、もしかして自分で気がついていないだけなのかもしれません。入力しながら薺とか蘿蔔みたいな難しい漢字が簡単に変換できてしまったことには逆に驚かされました。

 ついでなので、これらの科名と学名も列記しちゃいましょう。

セリ・・セリ科・・・Oenanthe javanic (英名Japanese pasley)

ナズナ・・アブラナ科・・・Capsella bursa-pastoris (英名shepherd's purse)

ゴギョウ・・キク科・・・Gnaphalium affine

ハコベラ・・ナデシコ科・・・Stellaria media

ホトケノザ・・キク科・・・Lapsana apogonoides

スズナ・・アブラナ科・・・Brassica ropa (英名turnip)

スズシロ・・アブラナ科・・・Raphanus sativus (英名daikon rudish)


 学名の由来や意味は・・・



ごめんなさいわかりません。ただセリのjavanicっていかにも日本みたいだし、セリがジャパニーズ・パセリというのは全然知りませんでした。来年の1月にはもっと詳しい情報をアップしたいと思います。


ほかにカブのスズナというのは鈴菜という表記もあるようです。なんか女の子の名前みたいですが、確かにカブの形って鈴にも似てますね。

大根のスズシロも清白とも書くそうです。ちなみに大根はいくら食べてもあたらない(お腹をこわさない)ということから『大根役者』(いくら演じても当たらない=売れない役者)に転じたのだそうです。



 今年は『七草粥風茶漬け』というものを発見しました。これはお茶漬けそのものなので七草粥を嫌がる子どもでも食べられます。






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