日本人は腰痛になりやすい

日本人は欧米人と比べて腰痛になりやすいんだそうです。何故なのか原因を探ってみました。

１．背骨の形状による違い
人の体を横から見ると、真直ぐではなくなだらかなＳ字を描いています。日本人は欧米人に比べこのＳ字のカーブが比較的真直ぐです。反対に欧米人はカーブがくっきりと強く、頭とお尻が出っ張った状態です。このＳ字カーブがばねの役割をしているのですが、背骨が真直ぐな人ほど上半身の重みが腰骨にまともにかかり軟骨が押しつぶされることによって腰痛が起きやすいのだそうです。

２．脚と骨盤の形状による違い
上の話と関連しますが、一般に日本人は脚はＯ脚、腰は後傾、そして猫背という体格。対して欧米人は脚はＸ脚、腰は前傾、反り腰と言われています。骨盤が前傾した欧米人は太腿が上がりづらいため、歩く時に太腿を持ちあげるようにして歩くと前へ勧めます。反対に日本人は太腿が上げやすいので、歩く時に太腿を持ちあげると足踏み状態になってしまいます。つまり日本人は歩く時に欧米人ほど脚の筋肉を使わなくてすむため筋肉も鍛えられていないんです。

３．椎間板の質の違い
人間はみな骨の数や構成は同じですが、欧米人は日本人に比べ骨と骨を繋ぐ椎間板が厚いのだそうです。椎間板がいわばクッションのような役割をしているため欧米人は日本人に比べ背骨にかかる衝撃が少なくすんでいるんです。

４．椅子やハイヒールなどの生活様式による違い
日本人はもともと床に腰をおろして据わる生活スタイルをとってました。椅子に座る文化は欧米人に合わせて出来ているので日本人には若干むりがある。ハイヒールにも同様のことが言えそうです。

その他にも胴と脚の長さのバランスなどにも原因があると言われています。







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