サロンの照明

　私がトリートメントルームとして使っている部屋は和室。アロマのトリートメントっていうとボタニカルな壁紙で西洋風のアンティックな家具がおいてあるような部屋を想像しがちですが・・・現実はそうそうロマンティックにはいかず、空いている部屋がそこしかないため、やむにやまれず和室を使っています。せめてものおもてなしに床の間にはいつもお花を生けるようにはしています。

　お客様の中には和室は落ち着くからいいといってくださる方もいて、広さも８畳あるので使い勝手も悪くはないのですが、ベッドを部屋の真ん中に設置するとちょうどベッドの真上に照明がきてしまいます。



　実は以前はこの写真のような天井から吊り下げるタイプの照明を使っていました。ところがこの照明だとお客様の体と照明までの距離がとっても近くて非常に圧迫感を感じさせてしまいます。ベッドを端に動かしてみると自分の動きが壁に圧迫されて思うように動けず、結果的にお客様に満足行くトリートメントをできなくなってしまいます。そこでトリートメントの間は照明を天井の電源から取り外して一時２階へ片付けてました。

　そんなことを繰り返すうち夫が見るに見かねたのか、天井に張り付いているタイプの照明を買ってくれました。アロマのベッドは低いものでも６０cmくらいあります。普通の日本家屋では部屋の配置を考える際、前後左右の空間を考慮するだけでいいのですが、アロマのベッドを置くとなると上下の空間も考慮しないといけないんだなと改めて考えさせられました。

　いつの日になるか自分のサロン兼スクールとして使える部屋を借りられるようになるまで地道にこつこつ頑張りたいと思います。






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