新年になって家計簿を更新。更新に際してプラットフォームを変更。
これまで無闇に多かった勘定科目を整理。例えば、外食を「一人」「二人(おデート)」「複数」と分けていたのだが、「一人」欄しか数字が埋まらないので「外食」一本にまとめたし、
娯楽を「楽器」「楽譜」「CD・DVD等」「本」「映画」「オペラ・コンサート」「団費」「入館・入場料」「宿泊」「競馬」「その他趣味」と分けていたのだが、「本」と「団費」しか数字が埋まらないので「趣味」一本にまとめた(「競馬欄」などは合計額が0円である)。
と、簡素化する一方、複式簿記にして期末に自動的に損益計算書と貸借対照表ができあがるようにした(エクセルで手作り)。それこそ意味はない。損益などは、年金(雀の涙の国民年金)から費用のトータルをさっ引けば瞬時に出るし、借方に費用を計上した場合の貸方は「現金預金」以外にあり得ない。貸借対照表も、期首と期末で変更が生じるのは「現金預金」のみである。じゃ、なんのためか?商売をやっていたときは、青色申告のために複式簿記が必須だったが(学生の頃、簿記を独学したのが役にたった)、既に廃業して数年が経つ。これはもう、自己満足以外の何物でもない。自分がいかに貧乏でつつましい生活を送ってるか、ということを「きちっと」「正しいカタチで」証明したい、そのためである(実は、商売をしていたときも、青色申告を選択しなくとも赤字だったから複式簿記は必須ではなかった。こうなると、もはや趣味の世界である)。
そんな具合だから、確定申告だって当然免除なのだが、私は廃業後も毎年やっている。理由は複式簿記をつけるのと同様である。すなわち、いかに貧乏であるかの証明……この場合は税務署に対する申告だから公証のためである。申告はオンラインでする。頭の体操にもなる。もしかして、税務署様は迷惑がっていらっしゃるかも?ったく、税金納めるほどの収入なんてないくせになんでこいつは申告なんかするんだよ。手間が増えるだけなんだよ、まったく……てな具合に。でも、原則は申告なんだよね?だから申告してもバチは当たらないんだよね?
大昔のことを一つ思い出した。まだ学生の頃、お役所様から住民税の申告をしろとのお達しがきたので、バイト代とか計算してどきどきしながら市役所に行ったら、私の顔と申告内容をちらっと一瞥して瞬時に「はい、いいですよー」と言って帰されたっけ。