アイスリボンの大阪初進出はマニア純度100パーセントの空間だった。とにかくアイスリボンが好きな人、見たかった人が集結したから、見所をよく心得ている。そのパケッケージの出来映えは女子団体随一だろう。なにしろ所属選手が18人もいるから、意思統一が出来る。ここはチームワークが重要だから、勝手なことを自由にやりたい選手は不要となる。これが団体プロレスの基本形だが、人数が10人、いや6~7人にも満たない団体が多いから、そこに統一感は難しい。そのパッケージ度は昔のみちのくプロレスとか、ユニバーサルに少し似た、ほのぼの感がある。
決まりポーズやパフォーマンスが出るたびに沸く。その中でも、りほはアグレッシブでシリアス。マスカリータ・サグラダとかの存在によく似ていた。キャリアが浅い選手が多いから、プロレスが下手くそでも観客に訴えるものはある。ここが重要で技の出し合いは飽きられる。大事なのは人間を見せることだ。その意味でアイスリボンはファンに共鳴されている団体なのである。
特にボーナストラックのバトルロイヤルは、各選手の個性が凝縮されていた。とにかく面白い。真面目に笑わす…楽しさとはそういうことだろう。奈苗に聞くと、さくらえみは多忙のため放任状態で、選手の自主性が大きいとか。プロレス頭が十分養われているが、ならばあとはキャリアを積み重ねるしかない。非常に満足度の高い興行だったと思うし、グッズ売店の賑やかさが何よりの証明だったのだ。
決まりポーズやパフォーマンスが出るたびに沸く。その中でも、りほはアグレッシブでシリアス。マスカリータ・サグラダとかの存在によく似ていた。キャリアが浅い選手が多いから、プロレスが下手くそでも観客に訴えるものはある。ここが重要で技の出し合いは飽きられる。大事なのは人間を見せることだ。その意味でアイスリボンはファンに共鳴されている団体なのである。
特にボーナストラックのバトルロイヤルは、各選手の個性が凝縮されていた。とにかく面白い。真面目に笑わす…楽しさとはそういうことだろう。奈苗に聞くと、さくらえみは多忙のため放任状態で、選手の自主性が大きいとか。プロレス頭が十分養われているが、ならばあとはキャリアを積み重ねるしかない。非常に満足度の高い興行だったと思うし、グッズ売店の賑やかさが何よりの証明だったのだ。