ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

今年最後の衝撃!?奈苗の鉄拳!

2009年12月31日 18時24分31秒 | 女子プロレス
  まさに今年、最後の衝撃だった…それはNEOの後楽園大会メインのコメント・ブースでの出来事だ。田村欣子&栗原あゆみに敗れ、NEO認定タッグを失った高橋奈苗が華名に鉄拳を振るったのである。チームが負けた腹いせにも映ったが、華名は都合4発の鉄拳を浴びたのだ。「負けた者は何も言う資格はない!文句があるなら私に勝ってから言え!」と口答えしようとする華名に、容赦ない平手を見舞ったのだ。
 二人の間に何かがあったのは間違いないだろう。それは単に試合に負けたからなんていう次元ではない。これは奈苗がレスラーの威厳を振りかざしたと言っもいいと思う。パッション・レッド直属の後輩でも、ナアナアになったり舐められたらおしまいだ。昔、北斗晶が下田&三田に対し怒りを爆発した場面があったが、これは北斗の確信犯。なぜなら大勢のマスコミの前でやったからだ。
 今回はコメントを求めたサムライTVのカメラと週プロ・モバイル、私を含めた数名の目撃者しかいなかったからだ。奈苗は手を出さずにいられなかった。これはかなりシリアスな問題の鬱積された側面だ。それはそれは壮絶なシーンで、今後のパッション・レッドの存続にかかわることにも繋がっただろう。
 華名には災難だが、なんか久しぶりに痛快だった。何があってもレスラーはリングで対峙すれば答えが出るというものだ。華名はどう応えるのか?それとも逃げるのか?もっと根深い問題が潜むのか…2009年最後の衝撃だった。興味のある人は年明けの「S‐ARENA」を要チェックすべし。映像のリアリティにはどんな言葉も敵わない。2010年への大いなる刺激になったのは明らかだ。プロレスはけして甘くないということ。それは報じる側も同じ。心して取り組むしかない。

▲鉄拳の場面は思わず見入ってしまった。

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