パッション興行のリングアナを務めたのが、松尾永遠だった。もう引退して早、10カ月が経ったが、見た目も雰囲気もまったく変わっていない。「大雑把なO型!」と自負するマイペースな人柄は、とても面白い人である。それでいてリングアナが、とても上手かった。物怖じしないハッキリとした声、進行もスムーズだった。
アジャ・コングのコールの際、進行表に「ジャングル・ジャック21」と書いたが、読み方が「にじゅういち」なのか、「トゥエンティーワン」なのか、わかならかった。そうこうしないうちに選手が入場してきた。松尾はリングに上がったが、その時点でどっちかまだわからない。松尾は「にじゅういち」でコールしようとしたらしいが…田村欣子をコールしている間に、セコンドにいた松本浩代を呼び出し、どっちか確認。「トゥエンティーワン」と知った矢先、アジャをコールする直前、松尾がこちらを振り向いた。とっさに口を開いて「トゥエンティーワン~」と合図。これを松尾も理解。本当に寸前の阿吽の呼吸だった。
松尾永遠はだから面白い。動じない度胸はすごいのだ。また松尾のリングアナを見たくなってきた。
アジャ・コングのコールの際、進行表に「ジャングル・ジャック21」と書いたが、読み方が「にじゅういち」なのか、「トゥエンティーワン」なのか、わかならかった。そうこうしないうちに選手が入場してきた。松尾はリングに上がったが、その時点でどっちかまだわからない。松尾は「にじゅういち」でコールしようとしたらしいが…田村欣子をコールしている間に、セコンドにいた松本浩代を呼び出し、どっちか確認。「トゥエンティーワン」と知った矢先、アジャをコールする直前、松尾がこちらを振り向いた。とっさに口を開いて「トゥエンティーワン~」と合図。これを松尾も理解。本当に寸前の阿吽の呼吸だった。
松尾永遠はだから面白い。動じない度胸はすごいのだ。また松尾のリングアナを見たくなってきた。