ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

アイスリボン大成功!

2009年08月24日 00時48分37秒 | ROSSY's EYE
  アイスリボンの後楽園大会は、純度100パーセント満員の観客で埋めつくされた。メインは因縁の、さくらえみvs高橋奈苗。とにかく、さくらの試合は変化球のオンパレードだから、意外性の攻防ばかりだ。おそらく女子プロレスラーで一番のプロデュース能力があるだろう。それは自身の試合だけでなく、選手の育成や雰囲気の作り方まで、念入りに気配りされているように見えるからだ。この見せ方は興行にとって重要なこと。さくらは、負けた悔しさを全身で表現していたが、試合は勝ち負けを争うものだから、観客の真相心理をくすぐるには十二分だ。
 セミは市来貴代子のベルトに真琴が挑戦。真琴は敬愛する三田英津子に捧げるように王座を奪取した。この2試合で約1時間を要したが、その分、他の試合はダレることなく進んでいったのだ。
 風香はデビュー戦の総合格闘家、長野美香を従ての6人タッグに出現。長野の動きに注目したが…あまり出番は無く、飛びつきの腕十字に非凡な才能をチラリと見せたが、やっぱりシングルマッチこそ真価の見せどころだろう。一からプロレスを学ぶことと平行して、そのレスリングのバックボーンを活かしてほしいもの
だ。
 アイスリボンでプロレス復帰した市井舞は、総合でのキャリアを封印していたのは?真琴に敗れ、アイスリボンの敷居の高さを覗かせた。何はともあれ、満員の観客を集めたことは絶賛に値する。観客を集めることに勝ることはない。アイスリボンはファンの思いと、プレーヤーの思いが合体した心地良い空間を創造したのだ。さくらえみ恐るべし!

▲新王者の真琴は三田にベルトを見せた。

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