働き方改革関連法ノート

厚生労働省の労働政策審議会(労政審)労働条件分科会や労働基準関係法制研究会などの議論に関する雑記帳

裁量労働制「適正な制度運用の確保」が論点に

2022年11月05日 | 裁量労働制
労働政策審議会(厚生労働大臣労働大臣諮問機関)の労働条件分科会(第182回)(2022年)11月8日開催。議題は「労働時間制度について」。この労働条件分科会で「労働時間制度について」が議題とされるのは8月30日、9月27日、10月26日につづき4回目)。

8月30日の分科会では労働時間制度に関する検討の論点案、9月27日の分科会では裁量労働制「対象業務」「労働者が理解・納得した上での制度の適用と裁量の確保」、10月26日の分科会ではが裁量労働制「労働者の健康と処遇の確保」が論点となった。

そして、11月8日の分科会では(多分)裁量労働制「労使コミュニケーションの促進等を通じた適正な制度運用の確保」が論点になると思われる。

上西充子・法政大学教授が『世界』2018年5月号の記事「裁量労働制を問い直せ」の中で「対象業務が曖昧で、幅広く適用されるおそれがある」と。今、労政審で見直し検討中の論点 #裁量労働制「対象業務」のみ簡単で短く説明がない。その結果「曖昧」。

労働政策審議会 労働条件分科会(厚生労働省サイト)

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