新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 クモとテントウ

2021-01-04 21:17:42 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第350弾


今日の午後、廊下を歩いてみました。今日は全部で9種くらい。正月としては上出来です。でも、ハエ目が多いので、それ以外をまず出すことにします。





このクモ、以前にも見たことがあります。その時はガケジグモ科のハルカガケジグモではないかと思いました。今回は眼を撮ってみました。眼は2列になっています。手前が前眼列で4個、後ろが後眼列です。どう見ても、後眼列は2個にしか見えません。ということは全部で6眼。クモの眼の配列については、Spider Eye Arrangementsというサイトに載っています。この中には8眼のほかに、6眼、4眼、2眼、無眼の科も載っています。6眼をもつものはナミハグモ科やハグモ科の一部など16科がそれにあたっています。「日本産クモ類」によると、ガケジグモ科は8眼だそうです。ということはこれはガケジグモ科ではないのか、それとも、小さな側眼を持っているのか、もう少し検討してみたいと思います。いずれにしても、これは幼体のようです。



これはナミテントウ。残りはハエ目なのですが、もう少し調べる必要があるので、次回に回します。