日経トレンディ 2006・8月号
6月4日のマチダヤ試飲会を取材いただいた様子が記事になりました。
スーパー晩酌酒を中心に一緒に提案した300ミリプレミアム瓶も出ています。
「スーパー晩酌酒」の方は熟成の経過を見ながら
8月中に再度試飲する会を設けたいと思っています。
6月の会では花開く前の味わいで、まだまだこれからの酒質も多く
16BYの酒と比べると燗上がりに差がついてしまいます。
やはり圧倒的に「スーパー」であるためにさらに磨きをかけたいと思います。
記事の中では販売価格が2000円以下となっていますが、
販売価格は上限1800円(税別)です。 これは決定事項です。
また3ヶ月常温保存とありますが、正確に言うと
開栓後常温(飲み手が多少乱暴に扱っても)においても味ダレせず
酒質の輪郭を保つ事が条件です。
これは特定名称酒が伸びてきた時に、「要冷蔵」を必要以上に言い過ぎたのも
酒販店の反省点としてあり、全てが冷蔵保存しないと日本酒はだめになると
マイナス要素の固定概念を消費者の皆様に付けてしまった部分もあります。
ですので基本は冷蔵保存を前提としつつ、緩やかな管理でも造りのしっかりした酒は、
へたれないということをこの「スーパー晩酌酒」を通してわかって頂きたいのです。
そうすれば日本酒の世界がまた一歩広く感じて頂けるはずです。
もう一つ弁解を「技術的に言えば高級酒を造るのは簡単。」と言う下りですが、
これは金賞を取る酒を造るとかではなく、
各地酒蔵の技術、設備、管理も一昔前に比べればかなり向上し
これまでの伝統技術と蔵の個性が相まって特定名称酒のレベルは大変高いものです。
最上の原料を選択しこれまでつちかって来た技術で仕込めば
駄目な酒が出来るはずがない。
この技術を制約の多い「スーパー晩酌酒」にどれだけつぎ込めるかがポイント
とのお話をしたつもりですが・・・・
しかしさすがに「日高見」平井社長 自ら「超スーパー晩酌酒」と名付けた
この笑顔に持って行かれちゃいました。。。
長々書いちゃいましたけどリラックスしてゆっくり飲める酒を蔵元様と
皆様にお届けできる様はりきって頑張りますので、
デビューの時は宜しくお願い致します。