地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成23年11月16日(水)  晴    新澤醸造店 川崎蔵

2011-11-16 17:38:00 | 日本酒


新澤醸造店 川崎蔵 始動

いつもお世話になっております。
宮城県、新澤醸造店でございます。
 
段々と酒造部・川崎蔵の山の色合いも変わり始めて、
日中はまだ10度程度でございますが、気温も昨日は5度近くまで下がるようになりました。



以前の蔵よりも3度程度、気温が低い印象です。

 
お陰さまで酒仕込をスタートさせて頂いておりました。



本当に皆様の御支援のたまものだと思っています。






水量も豊かで、新しい洗米方法も以前とは比較にならないほどの成果が生まれています。
蒸米も気圧の調整など、もくもくと作業に集中させて頂いておりました。


 
まだまだ仕込のバランスも必要としながらも、もともとの蔵の3倍の広さに余裕を持って取り組むこと、
さらに工夫を取り入れながら精度をあげていっておりました。



 
酒母は21才になった3年目の渡邊は試験的に実用化しておりました
NN酵母(ニュータイプの新澤酵母)を管理しています。





 
麹室も今までより湿度・温度の管理が格段に良くなりました。
 
本当に生きる気力を頂いたような気がしています。

 
自然の恵みと技術とを融合させ、旧蔵の時の弱点を克服して、
品質でお返しできるよう、全力でみろみと向き合いたいと思います。

本当にありがとうございます。


【本社】はこれまでの大崎市・三本木に置き、【製造部】は創業138年目に移転となりました。


新澤醸造店・川崎蔵

宮城県柴田郡川崎町大字今宿小銀沢山1-115

12月中旬には「川崎蔵」で仕込んだ新酒が出荷予定。 

出来映えに満足しなければ延期もあります。

最良の新酒をお届け致します。


奇しくも隣町となった「乾坤一」 大沼酒造店

宮城県柴田郡村田町字町56-1



こちらは蔵の補修がまだ終わっていません。 

仕込み部屋と酒母室にやっとドアがつきました。

県内の蔵元がほとんど仕込みに入り 大沼社長もジリジリしているようですが、
ここは焦らずじっくりと行きましょう。

皆はちゃんと待っていますから。  心配しないで~