心折れない男
お互いのお付き合いが長くなるとこれまでの会話や思い出が蓄積されます。
濃ければ濃いほどそれは深く刻まれます。
「伯楽星」を初めて持ってきた時のこと。
結婚前に自宅で飲み明かしていた時のこと。
杉原君がかみさんの実家の裏のアパートに住んでいたこと。
鳴子の焼き肉屋で家族同士で食事をしたこと。
子供が生まれたときのこと。
菊浦夫妻と宮城へ行った時、2日間も車を運転してくれたこと。
2005年の宮城県沖地震の時のこと ※このときは私が宮城にいて東京へ戻れなかった。
宮城にいることを知っていてすぐに連絡くれたのが新澤さんでした。
2008年の岩手・宮城内陸地震の時のこと。
楽しかった時、困難や苦しい時をたくさん共有して、今回またか・・・・と
彼の前にはいくつもの試練が立ちふさがります。
でも今までの彼を見ていると必ず乗り越えてくれる思いが何か安心感のように湧いてきます。
何故でしょう? それはきっと彼の心が折れていないからです。
がんばれ! 巌夫!
雨に負けぬ花のように。