晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

菜園模様

2014-06-28 22:11:26 | Weblog
 自宅の側の菜園はちょこっと時間があれば手入れも出来てとても便利。
初夏の畑は、あっという間にキャベツはレースをまとっています。虫食いが保証する安全印です。

 日本には昔から状況にふさわしい言葉があるものです。
消費を急ぐこのキャベツは<食べ助け>ですとご近所へ配ります。
実は心の底には、せっかく作ったキャベツがこのまま廃棄になっては<もったいない>との思いがありありなんです。
 お粗末だけど…<謙そん>と、よろしかったら…<奥ゆかしさ>で婆のキャベツは姿を消し、その後には小豆を蒔きました。
 <7月 七夕 サギの足>というように七夕の頃には小豆が芽を出し、サギの足ののようであればいいのだとか・・・ベテラン農家さんから教わりました。今なら間に合いますかね。

      
 そんな畑仕事をしていると決まってやってくる孫二人。
 蝶が遊び、青虫くんにサナギを見つけ孫が共に遊んでいます。青虫ばかりか、今日は大きな宙に浮く蜘蛛に仰天してました。
 かわい~なメロンもサツマイモも蔓をぐんぐん伸ばしています。
 成長も大小ちぐはぐなトウモロコシも獣避けのネットとカラス避けの糸張りで守っています。
 お米も作る農家でありながら、夏野菜の敷き藁には不自由しています。
落ち葉を集め代用しましたが、まだまだ足りず葡萄農家のわが家ならではの、手入れして摘み落とした葡萄の蔓を刻んで敷き詰めています。
 農業には工夫や知恵が要るもんだわ。これこそ認知予防と健康作りの菜園です。
 
 自然のなかで夏野菜とともに、孫たちも逞しく育っていきます。
 今年も畑の隅には、実家の母が大切にしていた純白のハマユウがそんな様子を見守っています。

  < 虫に草 土と戯れ 野生の児 >