実家の母は冬になるとこんな味噌汁を作ってました。
<呉>なんてこの頃の人は知らないだろうね。きっと、私の年代でもあまり馴染みがないかも・・・。
大豆を一晩水に浸し、すり潰したものがものが<呉>といわれます。
この<呉>を入れた味噌汁が呉汁というわけです。
子どもの頃はうれしくもなかった呉汁です。こんな栄養豊富な料理が忘れられてしまっては…と台所に立つ婆です。
使うのは青大豆。白いものより断然おいしいので我が家で育てる大豆と言えばこれ。
充分水を含んだ豆はふっくら膨らんだところで、めんどうだけど薄皮を剥ぎました。(子どもの頃、好きになれなかったのはこの皮が食感を悪くしていたように思えるからです)小さな手もお手伝い。
ミキサーにかけるもいいのでしょうが、懐かしい呉汁はやはりすり鉢。(これも手を出さずにいられない孫たちです。)
すり上がった青大豆はきれいな萌黄色。これが<呉>ですね。
あとは、鰹や煮干しで出汁を取り野菜たっぷりの味噌汁を作り<呉>を入れて煮ます。
ちょうど頂いたこんにゃくも・・・朱印ならぬ手印付きの手作り品です。
ニンジン、蕪、椎茸、里芋も柔らかく煮え、わずかに残る大豆の食感が故郷の味を思い出させます。大切にしたいメニューです。
刻みネギに七味もいいかな?「はい、どーぞ!」
< 故郷の 温もり恋し 冬の椀 >
<呉>なんてこの頃の人は知らないだろうね。きっと、私の年代でもあまり馴染みがないかも・・・。
大豆を一晩水に浸し、すり潰したものがものが<呉>といわれます。
この<呉>を入れた味噌汁が呉汁というわけです。
子どもの頃はうれしくもなかった呉汁です。こんな栄養豊富な料理が忘れられてしまっては…と台所に立つ婆です。
使うのは青大豆。白いものより断然おいしいので我が家で育てる大豆と言えばこれ。
充分水を含んだ豆はふっくら膨らんだところで、めんどうだけど薄皮を剥ぎました。(子どもの頃、好きになれなかったのはこの皮が食感を悪くしていたように思えるからです)小さな手もお手伝い。
ミキサーにかけるもいいのでしょうが、懐かしい呉汁はやはりすり鉢。(これも手を出さずにいられない孫たちです。)
すり上がった青大豆はきれいな萌黄色。これが<呉>ですね。
あとは、鰹や煮干しで出汁を取り野菜たっぷりの味噌汁を作り<呉>を入れて煮ます。
ちょうど頂いたこんにゃくも・・・朱印ならぬ手印付きの手作り品です。
ニンジン、蕪、椎茸、里芋も柔らかく煮え、わずかに残る大豆の食感が故郷の味を思い出させます。大切にしたいメニューです。
刻みネギに七味もいいかな?「はい、どーぞ!」
< 故郷の 温もり恋し 冬の椀 >