前回の記事では、
JR長崎駅のすぐ南側にある終わりかけの運河をアップしましたが、
その運河が暗渠になった土地の上に、
レトロかつワンダーな市場<大黒市場>がありました。
→Mapion
まずはその外観から見て行こうと思います。
これは暗渠の上に作られた市場通りの建物の裏側ですが、
これでもかといわんばかりの、
増築3階建て木造建築のオンパレードです。
一応茶色トタンをベースにしているものの、
それぞれの店舗が思い思いの増築をし、
更に道ばたにはみ出した備品や設備と相まって、
もうカオスそのもの。
最初の画像の右奥から振り返って撮影した画像ですが、
逆から見ても凄いですね。
モルたるの2階建ての建物の上に、
木目壁面の3階を増築したんでしょうか。
しかもどの建物の3階も、
かつて青線地帯にあった「ちょんの間」としての狭いものではなく、
しっかりと1階分の高さをとった3階です。
壁面からトタンで囲われた部屋を
むりくりはみ出させる造りは、
以前にアップした長崎さるく #01 銅座川の光景にも通じます。
大黒市場と呼ばれるこの市場は、
戦後の動乱が治まった昭和30年初頭に造られ、
かつては賑わいをみせたものの、
現在では3年後の取り壊しに向かって、
静かに余生を過ごしているような市場です。
前回アップした運河と桟橋は、
恐らくかつての海産物の荷揚げ桟橋で、
そこで荷揚げされた海産物が、
この市場で売られていたんではないか、
と想像してみましたが、
どなたかご存知の方がいらっしゃったら、
教えて頂ければと思います。
■シリーズ:長崎さるく■
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JR長崎駅のすぐ南側にある終わりかけの運河をアップしましたが、
その運河が暗渠になった土地の上に、
レトロかつワンダーな市場<大黒市場>がありました。
→Mapion
まずはその外観から見て行こうと思います。
これは暗渠の上に作られた市場通りの建物の裏側ですが、
これでもかといわんばかりの、
増築3階建て木造建築のオンパレードです。
一応茶色トタンをベースにしているものの、
それぞれの店舗が思い思いの増築をし、
更に道ばたにはみ出した備品や設備と相まって、
もうカオスそのもの。
最初の画像の右奥から振り返って撮影した画像ですが、
逆から見ても凄いですね。
モルたるの2階建ての建物の上に、
木目壁面の3階を増築したんでしょうか。
しかもどの建物の3階も、
かつて青線地帯にあった「ちょんの間」としての狭いものではなく、
しっかりと1階分の高さをとった3階です。
壁面からトタンで囲われた部屋を
むりくりはみ出させる造りは、
以前にアップした長崎さるく #01 銅座川の光景にも通じます。
大黒市場と呼ばれるこの市場は、
戦後の動乱が治まった昭和30年初頭に造られ、
かつては賑わいをみせたものの、
現在では3年後の取り壊しに向かって、
静かに余生を過ごしているような市場です。
前回アップした運河と桟橋は、
恐らくかつての海産物の荷揚げ桟橋で、
そこで荷揚げされた海産物が、
この市場で売られていたんではないか、
と想像してみましたが、
どなたかご存知の方がいらっしゃったら、
教えて頂ければと思います。
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