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菅沼ゆづき・古川展生・鈴木慎崇 夢のピアノトリオ演奏会

2007年02月12日 | 音楽(コンサート)
充実のピアノトリオ

○日時 2007年2月12日(月) 14時05分~15時50分
○会場 あづみのコンサートホール
○演奏 菅沼ゆづき(ヴァイオリン)、古川展生(チェロ)、鈴木慎崇(ピアノ)
○曲目 愛のあいさつ(エルガー)
    ハンガリー舞曲第5番(ブラームス)
    ハンガリー狂詩曲(ホッパー)
    夢のあとに(フォーレ)
    ピアノ三重奏曲(フォーレ)
    ピアノ三重奏曲第1番(メンデルスゾーン)
    アンコール
    リベルタンゴ(ピアソラ)

大阪在住のサイトウキネン・ファンH氏が中心となって活動しているDIVERTIMENTOが主催しているコンサート。
メンバーのうち、菅沼さん、古川さんがサイトウキネンオーケストラのメンバーで、昨年のフェスティバル期間中に行なう予定だったが、今回に順延して開催となったもの。ピアノの鈴木さんを含めて、珍しいピアノトリオのコンサート。トリオ以外の曲は、ヴァイオリンとピアノ、チェロとピアノのデュオ、といったところ。曲は馴染みのものばかりで、演奏も素晴らしく、また菅沼さんと古川さんのトークも楽しく、充実した内容だった。フォーレとメンデルスゾーンのピアノトリオには注目だったが、性格の違うそれぞれの曲、圧倒的な陶酔感を醸し出すフォーレ、構成感豊かなメンデルスゾーン。演奏の出来は後者の方・・・と聴いたその場ではそう思ったが、コンサート後の余韻は前半演奏されたフォーレの方・・・と変わってしまい、これは不思議な感じだった。
3人の演奏はなかなか。ピアノの鈴木さんは、ふたりの惹き立て役を買って出た感じで、調和と自己主張のバランスが良い演奏だった。
終演後、お客が出た後のホール内で3人のサイン会。サイン帳にもらってきたのは言うまでもない。
今回も企画されたH氏に感謝。
(写真は、サインに応じている菅沼さんと古川さん。鈴木さんはサイン会場に交代で入られたので写っていない)