STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

きょうの星空(3月15日)Ⅱ

2008年03月15日 | 星空
今度は、月面南部へ眼を向ける。
うって変わって、海と呼ばれる薄黒い平坦な地形が多い。
ゆるく弧を描くような、アペニン山脈が眼につく。

見ごろの土星にも、望遠鏡を向けた。
リングの角度は浅くなり、来年2009年には、リングが真横に向いて、“リングの消失”がある。

冬の気流からは想像もできないような、落ち着いた像を結ぶ。
エッジの利いたリングの輪郭。
両端には、こんな細いリングでも、カッシーニの空隙がハッキリとわかる。
本体には、明瞭な濃淡が分かる縞模様。
ひさしぶりに、こんな素晴らしい土星を見ることができた。
(土星をはじめ、惑星写真はうまく撮ることができないので、残念ながら写真の掲載はできません)

次第に、薄雲が覆い始めてきた月面の写真でガマンを。
アペニン山脈が眼にとまる、月面南部の写真。

きょうの星空(3月15日)Ⅰ

2008年03月15日 | 星空
暖かい陽気になっての快晴。
このところ、昼間は良い天気でも、夜は雲が出てしまっていたが、今日は夜も晴れ続けてくれた。
春めいて、気流の状態のすっかり落ち着いていることが分かる。

久しぶりに、自宅の望遠鏡を引っ張り出した。
15センチ、マクストフ・ニュートン望遠鏡。

月齢8の月。
月面南部の山岳地帯をクローズアップ。
微細なクレーター群と峻厳な地形に、しばし見とれる。