○日時 2009年2月20日(金) 19時00分~20時25分
○会場 塩尻市文化会館中ホール(レザンホール)
○プログラム
シューベルト 歌曲集「白鳥の歌」957
アンコール 3曲
○演奏 吉江忠男(バリトン)
木内栄(ピアノ)
シューベルト最後の歌曲集である「白鳥の歌」。
シューベルト死後に弟子によりまとめられた歌曲集で、シューベルト自身は聴いて(演奏して)いない。
白鳥は、その最後(死期)に歌を歌うといういわれがあるという。
・・・そんなことを思いながら聴いてください。
開演冒頭、主催者の酒井和彦さんは言われた。
プログラムの解説には、かつて酒井さんと木内さんとが、吉江忠男さんによる三大歌曲集を亡くなられた奥様、惠子さんと一緒に聴かれたエピソードが書かれていた。また惠子さんがかつて描かれたポタニカルアート「ナツツバキ」が掲載されている(写真)
また、今夜の演奏会を亡き奥様へ捧げるとある。
ステージ上で歌われる迫真の「白鳥の歌」。
惜しむらくは、客席は3分の1程度しか埋まっていない。
そんな状況でも、全身全霊の歌であった。
空席を見て、もっと聴いてほしかった。
次回は、4月24日。歌曲集「美しき水車小屋の娘」。
絶対おすすめです!