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RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

28th SINGLE「輪郭」

2012-12-20 02:09:21 | DIR EN GREY SINGLE HISTORY
DIR EN GREY - 輪郭 (RINKAKU) (Promotion Edit Ver.)

 2012年12月19日にリリースされたDIR EN GREY28枚目のシングル。約8カ月の活動休止期間を空けてのリリースとなります。

 儚く切ないピアノ音から始まるドラマティックでメロディアスな歌モノですね。ツィッターではGLASS SKINの儚さとLOTUSの重さを兼ね合わせた曲とつぶやきましたが聴く回数を重ねるにつれて曲の雰囲気は蜷局っぽいかなとも思いました。良くも悪くもここ最近のDIR王道のミディアムテンポな歌モノだと思います。サビ前に切なくも力強いBメロを聴かせた後のサビへの繋がりはカッコいいです。サビのメロディーはファルセットを効かせた中々インパクトのあるメロディーを聴かせてくれます。ここ最近のシングル曲と違って暗い雰囲気を醸し出してる感じではないです。かと言ってキャッチーなメロディーって訳でもないんですけどね。最後のサビの後にBメロをちょっとアレンジした大サビに展開されますが個人的にはこの部分が1番好きです。DIFFERENT SENSEもそうですが大サビを作るのが上手いバンドだなと今更ながら実感しました。

DIR EN GREY - 霧と繭(2012) Kiri to Mayu


 カップリング曲はインディーズ時代のミニアルバム「MISSA」に収録されてる霧と繭の再録です。まぁ予想通りですが見事に原曲の面影のない曲になってます。デスボイス、グロウルを多用したヘビーな曲に仕上がっていて「DUM SPIRO SPERO」に収録されても違和感感じない曲になってますね。京の歌に原曲の面影が無い分ギターソロで原曲らしさを出してると思います。再録曲としては珍しく終盤にちょっとだけメロディあるになる部分があるんですけどそこが終わるとまた京の狂ったシャウトに戻ります。その部分が歌の部分で唯一原曲の面影を残してますね。

DIR EN GREY - 輪郭 - Rinkaku - Eternal Slumber Mix -


 3曲目にはホラーゲーム・シリーズ『サイレントヒル』の音楽制作を担当されてきた山岡晃氏による「輪郭」のリミックス・ヴァージョンが収録されてます。幻想的な雰囲気且つより京の歌が強調されたアレンジになってますね。個人的には嫌いじゃないです。


 そんな訳で頑張ってリリース日翌日に紹介してみました。シングルらしくメロディアスな曲とヘビーな曲とバランス良い構成になってますね。美しさと凶悪さの二面性という今のDIRの良い部分を引き出せたシングルになってると思います。再録曲が増えてきたのでいつかアンコールでHYDRA-666-→OBSCURE→霧と繭→残→羅刹国という再録曲のみで構成されたセトリも見てみたいですね。密と唾?遠慮しておきます(笑)

蜜と唾

2012-01-30 00:00:32 | DIR EN GREY SINGLE HISTORY
蜜と唾 (New ver.)

 今更ですがDIR EN GREYのリリースしたシングルはこれまで全て紹介してますので会場限定でリリースされたこの曲を紹介していきます。この曲はアルバム『DUM SPIRO SPERO』【完全生産限定盤】【通常盤】購入者を対象としたフリーイベント「TOUR2011 AGE QUOD AGIS Ratio ducat, non fortuna -Zombie-」(2011年9月13日、CLUB CITTA')および【完全生産限定盤】購入者を対象としたライブ「TOUR2011 AGE QUOD AGIS Ratio ducat, non fortuna」(2011年11月11日、TOKYO DOME CITY HALL)において会場限定販売されたシングルです。先日の大阪城ホールでのライブでもジャケット違いで販売されましたね。

 この曲は「GAUZE」に収録された曲を再構築されたものですが原曲のハードでV系王道っぽさは一切なくなりイントロから最後まで一貫してINWARD SCREAMの様な怪しげな雰囲気の中で京のガテラルが響き渡る曲となっています。DUM SPIRO SPEROの雰囲気に合わせて作られた曲ですよね。ちなみにDIFFERENT SENSEに収録されてる罪と規制との違いは歌詞が一部追加されてるみたいです。まぁ俺は正直違いはよくわからないです。ライブで披露される際はスクリーン上にこの曲の歌詞が映し出される事が今は主流となってます。

 ある意味1番原曲を破壊した曲になってますよね。最初聴いた時は?マークばかり浮かびましたが今はようやく聴くのになれてきました。とは言え好きか嫌いかと聴かれれば回答に困る曲ではありますが(苦笑)今のDIRの雰囲気が好きな方にはおススメ出来る曲だと思います。

ブックレットSINGLE「AMON」

2011-07-23 01:07:47 | DIR EN GREY SINGLE HISTORY
 「DUM SPIRO SPERO」リリースまで聴くのを我慢してる方はネタバレになってしまいますのでご注意下さい。
















 この曲をシングル扱いするべきではないかもしれませんがお金払って購入してますので当ブログでは彼らのシングルという扱いで紹介していきます。

 紹介と言ってもそこまで詳しくは書けないんですけど曲の雰囲気としてはBUGABOOと蜷局を融合させた様な曲だと思います。ドロドロした雰囲気にダークなメロディーを載せた感じの曲ですね。激闇やDIFFERENT SENSEの様な激しいキラーチューン的な曲では無いんですけど名目上シングル曲と言う事もあってかサビでは聴きやすいキャッチーなメロディーを聴かせてくれます。個人的には最後の大サビが結構好きです。BUGABOOや罪と規制の様なダークさを押し出した曲はそこまで好きじゃないけどこの曲はメロディーが聴きやすいのでそこまで抵抗はないです。俺が曲で1番重視してるのはメロディーなのでね。

 カップリングの「残 -Wizardry Ver.-」は最初にちょっとイントロが追加されただけで曲自体は激闇収録曲の残と変化はないです。限定収録と謳ってたのでもっと変化があるのかと思っただけにちょっとガッカリですね。

 曲だけ聴きたいという方もAMONは後2週間近く我慢すれば聴けますし残は殆ど変化ないので何が何でも購入しなくても良いんじゃないかと思います。まぁメインはあくまでメンバーのインタビューですからね。ネタバレになるので詳しく書けませんがアルバムが楽しみになってくる内容でした。

27th SINGLE「DIFFERENT SENSE」

2011-06-24 00:01:12 | DIR EN GREY SINGLE HISTORY
DIR EN GREY - DIFFERENT SENSE (HQ)

DIR EN GREY - DIFFERENT SENSE Teaser (CLIP)


 2011年6月22日にリリースされたDIR EN GREY27枚目のシングル。

 アルバム「DUM SPIRO SPERO」リリース前の先行シングルとなります。デスボイス、グロウルを多用しつつサビではメロディアスになるという一言で言ってしまえば朔、凱歌、激闇系統のDIR王道の曲ですがこれまでの曲と違ってシャウトもメロディーもパターン変えて歌ってる感じがします。サビのメロディーの一部分以外は同じパターンで歌ってる部分はないですからね。久々に長めの哀愁漂うギターソロも聴ける辺り新鮮味を感じます。メロディーに関しては激闇、LOTUSよりも好きです。メロディーだけとればGLASS SKINと同レベルの完成度の高さだと思います。特に最後のサビ~大サビの部分はドラマチック且つ切なく歌い上げてる部分がツボですね。ライブで聴いた時はピンとこなかったんですけど音源で大化けした感じです。最後はこれまた珍しくアコギを使用して静かにフェードアウトしてきます。

DIR EN GREY - 罪と規制 [EDITED] (DIFFERENT SENSE)


 カップリング曲は1stアルバム「GAUZE」に収録されてる密と唾の再録曲です。ただし密と唾のもしくはHYDRA-666-、残、OBSCUREの様な再構築を期待してると痛い目に遭いますw実際俺はそうでした。1曲通してダークで閉鎖的且つドロドロした展開で構成されています。メロディー部分は勿論の事ライブで盛り上がれそうな部分は一切ありません。どの部分に密と唾の要素があるかさっぱりわかりません。INWARD SCREAMに歌詞を付けた曲と言うのが正解に近いもしれません。曲で言うとBUGABOOやROTTING ROOTに近い雰囲気重視の曲ですがこの手の曲が苦手な俺としてはあまり好きになれないですね。

DIR EN GREY - RED SOIL(live)


 3曲目はRED SOILのライブ音源です。この曲の見所は曲中のファンの「オイ!オイ!」コールと京の煽りでしょう。これ聴くだけでライブ思いだしてテンション上がります。特に終盤の京の「男ーー!!かかってこーい」の煽りはかなりカッコいいです。曲としても音源に近い形でメロディー、シャウト、グロウルも披露されてますので完成度も高いです。今までのライブ音源の中では1番好きです。


 罪と規制の出来にはちょっとがっかりしましたけどDIFFERENT SENSEとRED SOILのライブ音源はかなり気に入りました。「DUM SPIRO SPERO」にはDIFFERENT SENSEの様なドラマチックな曲が沢山入ってる事を期待して待つ事にします。

26th SINGLE「LOTUS」

2011-02-01 02:08:36 | DIR EN GREY SINGLE HISTORY
DIR EN GREY - LOTUS


 2011年1月26日にリリースされたDIR EN GREY26枚目のシングル。この曲の原曲者はDieです。

 ヘビーなイントロから始まり囁くような京の優しい歌声で始まり静かなバラードかと思いきやサビになると開放的且つ高音で重く切ないメロディーを聴かせてくれます。冷たさと激しさを兼ね備えたメロディアスな曲ではありますがメロディー自体は決してキャッチーではないのでシングルっぽくない印象を持ちます。UROBOROSで言うと「蜷局」、THE MARROW OF A BONEで言うと「THE PLEDGE」の様な位置付けの曲ですかね。2回目のサビの後にもう一盛り上がりあるかと思いきや静かなメロディーを聴かせて締めてくれるのが新鮮ですね。「凌辱の雨」や「GLASS SKIN」の様なキャッチーな曲を期待したので若干物足りなさもありますが相変わらずメロディーの良さが光る曲なので中々気に入ってます。

OBSCURE - DIR EN GREY


 Vulgar収録されてた彼らの代表曲の一つである「Obscure」の再録曲です。原曲の面影は残ってはいますがやはり凶悪さは原曲より増してますね。原曲はドロドロした和の香りを感じさせるハードな曲ですが今回はなんか機械的な曲に変わった印象を持ちます。サビのメロディーに関してはガラリと雰囲気を変えてきましたね。捉えにくくなった感もありますがLOTUSの流れに沿った冷たい印象を持ったメロディーになってますので流れで聴くと悪くないですね。

Dir en grey - Reiketsu Nariseba (冷血なりせば)(live)


 UROBOROS収録曲の冷血なりせばのライブ音源です。今までのDIRのライブ音源はあまり高い評価は得ていませんが今回はレビュー見てますと軒並み評価高いですね。確かに音源に近い京の強烈なグロウルと激しい演奏は圧巻の一言です。最近のライブでは終盤もしくはアンコールで披露される事が多い曲で定番曲に定着しつつありますね。

 シングルっぽさで言えば前作「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」の方が上かもしれませんが今までとは違う方向にチャレンジしている印象を持ったシングルだと思います。マンネリ化を防ぐという意味では今回のシングルの方向性は間違ってないと思います。個人的には大満足とまではいきませんが期待通りの内容には仕上がってますね。恐らく今年中にリリースされるアルバムも楽しみにしてます。