DIR EN GREY 6/5 "疎外"振替公演 at 東京ガーデンシアター
SET LIST
1.DOZING GREEN(Acoustic Ver)
SE.
2.絶縁体
3.空谷の跫音
4.人間を被る
5.Devote My Life
6.CLEVER SLEAZOID
7.DIFFERENT SENSE
8.赫
9.Ranunculus
-INWARD SCREAM-
10.谿壑の欲
11.The World of Mercy
12.朧
13.かすみ
EN
14.Followers
15.OBSCURE
16.落ちた事のある空
17.Sustain the untruth
18.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
DIR EN GREY 11/20 TOUR19 This Way to Self-Destruction at 新木場STUDIO COAST - RED a knot
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DIR EN GREY 11/20 TOUR19 This Way to Self-Destruction at 新木場STUDIO COAST - RED a knot
2019年11月20日以来1年5ヶ月ぶりのDIR EN GREYのライブに行って来ました。コロナ禍後色々のライブを観てきましたとは言えやはり本名と呼べるこのバンドのライブに行けるというのは感慨深いものがありましたね。
暗転して幕が開くと既にメンバーがスタンバイしている状態でアコースティック形態でのDOZING GREEN始まりは予想できませんでしたね。音源化されるのみで披露されることは無いと思ってましたので聴けて嬉しかったですね。曲が終わるとSEが流れてスクリーンに「DIR EN GREY 疎外」とデカデカと映し出されて1曲目みたいな雰囲気で絶縁体が始まったので今日のライブだけのスペシャルな演出だった気がします。
空谷の跫音も久々にライブで聴けましたね。大きな会場でこの曲お馴染みのタイのコムローイ祭りの風景の画が流れながら聴けるとより胸に響きました。
鉄板の人間を被るでこの日初めて4人がステージの前まで来て並ぶ姿が観れた上にその中でToshiyaが腕を上げて煽ると言うお馴染みの構図を久々に観れて泣きそうになりました。ただその次のDevoteのバックの映像がオリンピックをディスる感じの映像で相変わらず攻めた映像使う辺りバレないバンドだなと思いながら観てました。
クレバーはニューテイクは音源だとそこまで好きじゃなかったんですけどライブで聴くとあのイントロはテンション上がりますね。早くまた声も出ないくらいにのパート歌いたいです。DIFFERENT SENSEではステージ上のメンバーの姿を映す演出があって嬉しかったです。京さんも救われないからのグリーンパートを久々にほぼほぼ歌う姿も観れました。
赫→Ranunculusの流れは個人的には1番良かったです。赫のは途中から寝転がりながら歌って最後メッチャ叫んでいたのが印象に残りました。Ranunculusは音源とライブだともはや別物ですね(苦笑)シャウトで攻めるよりもう少し歌ってほしいのが本音ですけどそれでも私は生きるの部分の京さんのシャウトは強烈すぎて鳥肌立ちましたわ。締めのShinyaの美しいポーズも遠目ですが拝められて良かったです。そこから谿壑の欲を挟んでMercyに入る流れも新鮮でしたね。
最新曲の朧はスクリーンの映像が強烈過ぎましたが儚いメロディーに合った薄いピンクの光を使った演出が良かったです。本編ラストにかすみを披露してくれたのは嬉しかったです。ライブ前に一緒に行ったフォロワーさんが朧と似てるからやるんじゃないかと言っていたかすみが朧の次に披露された時はフォロワーさんの観察眼凄いと思いましたわ。確かに朧→かすみの流れはカチッとハマってましたね。かすみを本編ラストに聴く流れはかなり久々だった気がします。
アンコールはFollowersスタート。最後のサビも京さんが歌ってくれました。他のバンドと違って歌わせる箇所はほぼほぼ京さんが歌いましたね。落ちた事のある空はライブ初披露とは思えない位盛り上がってました。これは当面アンコールで披露されそうな曲になりそうです。終盤にこんな時代に生まれたお前等は!と叫んでいたのが印象的でした。
Sustainでは薫とDieが向かい合ってギターを演奏する姿が観れたのが良かったです。京さんが何度もラストと繰り返し叫んだ後に披露されたのは何と激闇。詩踏みを想定してましたので嬉しいサプライズでしたね。リリースされてから詩踏みをライブで披露されなかったのは初めてなんじゃないですかね。そしてスクリーンには大好きなメンバーの5分割映像が流れてたので更にテンション上がりました。激闇のサビだけは京さんもこっちにマイクを向けてる姿が多かったですね。ラストのShinyaのドラムのアウトロがいつもより激しめだった感じがしました。
曲が終わると京さんは何度も拍手をして去っていき、Shinyaもスティックが投げれないので早々と退散していきました。最後に薫がピックを投げるフリをしてピックにキスをして去っていく感じでしたね。しょうがないとは言え、ラストのファンサービスに関してはコロナの影響が強くでたなと思って少し寂しくなりました。
メンバーが去った後に暗転し9月からの秋ツアーの告知をしてくれたのが嬉しかったです。土日開催が結構あったのが有難かったですね。他の予定と調整しつつできるだけ行けるようにしたいですね。候補は川崎のどちらか、川口、Hatchのどちらか辺りですかね。
久々のDIRのライブでしたがブランクを感じさせない素晴らしいライブを魅せてくれました。メンバーも皆元気そうで良かったです。ただ上の方の席からだと最後まで気づかなかったけどお立ち台の下に最新のアー写で京さんが入ってた物体が展開されてて結構ビビったのと薫の風貌がイタリアンマフィアみたいになってたのには驚きました。
セトリも歌モノ多めでしたけど京さんの声の調子が良さげでしたのでじっくりと聴けました。爆音上映会で披露されたJEALOUSと大きな会場でのライブに欠かせないTHE FINALも聴きたかったんですけど前者は鹿鳴館と言う特別な環境だから爆音上映会で演奏したのかなと思い、後者はラストのサビと大サビで合唱があってナンボの曲だから声が出せる環境になるまでとっておく感じですかね。大好きなこの2曲をライブで聴ける機会が来る日を楽しみに待ってます。
止まっていたDIR EN GREYの時計が動き始めてくれて良かったです。限られた環境下の中ではありますがまた精力的に動いてくれると良いですね。動く以上は全力で応援します。まずは9月からの秋ツアーを楽しみに待ってます。素晴らしいライブをありがとうございました。