Kalafina 1/15 Kalafina Anniversary LIVE 2025 at 東京ガーデンシアター
1.oblivious
2.傷跡
3.未来
4.光の旋律
5.storia
6.ring your bell7.花束
8.Lacrimosa
9.満天
10.to the beginning
11.君の銀の庭(Strings Ver)
12.sprinter(Strings Ver)
13.百花撩乱
14.misterioso
15.One Light
16.Kyrie
17.音楽
18.heavenly blue
19.アレルヤ
EN
20.Magia[quattro]
21.ひかりふる
22.into the world
7年ぶりとなるKalafinaのライブに行って来ました。スタートはKalafina始まりの曲であるoblivious。センター後方の階段の上で3人が歌い始める姿を見た瞬間感極まるものがありました。WakanaとKeikoが互いの方を向き合って歌う姿は懐かしかったですね。表情や歌声に緊張は隠せませんでしたが、未来の時には以前の様に3人で移動して笑顔で客席に手を振りながら歌う姿を見ることができました。
大好きな光の旋律のサビの3人のハーモニー、曲間で3人が横揺れする姿が好きなstoria、壮大に歌い上げるring your bellとこのブロックは個人的には1番テンション上がる展開でしたね。
シングル曲メインのセトリの中で花束の選曲は意外でしたね。アコーディオンの音色が綺麗でした。そして当時を思い出す様な満天→to the beginningの流れも熱かったですね。ttbで立ち上がる人が増えていった感じでした。
ストリングス形式のライブも大好きだったと言って君の銀の庭とsprinterを披露。君の銀の庭のAメロのHikaruパートが好きなので聞けて嬉しかったです。ただsprinterに関しては本音を言えば原曲Verで聞きたかったですね。
ロックな雰囲気もKalafinaの持ち味と言っての終盤戦スタート。百花撩乱はライブで披露される回数が少ない曲でしたので陽の目を浴びる機会があって良かったです。7年前の武道館で聞けなかったOne Lightもテンション上がりましたね。3人でステージを左右に動いて煽ってましたし、最後のHikaruのポーズも見れて良かったです。音楽が始まるとバルコニー席も立ち上がる人が続出。メンバーは変われどKeikoがバンドメンバーをコールする流れは変わりませんでしたね。ラストは7年前のリクエスト投票で沢山の支持を頂いたと言ってのアレルヤでした。
アンコールは3人が異なる色のドレスを着ての登場(Keiko赤、Wakana黄、Hikaru青)。One Light同様7年前に聞けなかったMagiaの披露は熱かったです。ラスサビ前までHikaruがステージ上の階段上で歌ってましたね。ひかりふるは大サビのWakanaの高音パートが好きなんですけど、これまでのブランクと20曲歌った疲れもあるのか中々辛そうに歌ってました。ラストはinto the world。アレルヤを本編のラストにしたのは7年前との差別化をしたかったのかなと思いました。
MCはWakanaとKeikoは真面目なトーンで話す事が多く、Hikaruがバランスを取って軽快に話す場面が多かったですね。客席を煽ったり、恒例のグッズ紹介をして場の空気を和ませる役目に徹してた感じがしました。
あの事務所に残って何となく勝手に遠い存在の様に感じていたWakanaですが、7年前と変わらない美しい高音の歌声と明るいMCが聞けて安心しました。多分色んな思いがあったのでしょう感極まる場面が1番多かったと思います。
Keikoは一昨年ライブで見た時にはかなりやつれて厳しい表情が目立って心配だったのですが、今日は7年前の様な美しいビジュアルを取り戻してて安心しました。「皆来て良いのかなという思いがあった中で、来てくれてありがとう。」、「Kalafinaをこれからもいっぱい聴いて、たくさん愛して下さい」Keikoが言ったこの2つの言葉とても胸に響きました。
Hikaruはこれまでの末っ子的な立場を覆すかの様に2人のセンチメンタルなMCを引きずらずに場内を盛り上げようという姿勢が全面に出ていましたね。広いステージの端から端まで全力で走る姿を再度見ることができて良かったです。
TL上の感想は予想通り賛否が分かれる展開になってたけど、個人的にはあの残念で再結成が難しそうな終わり方を考えれば、ちゃんと3人揃ってステージで歌う姿が見れた事が何よりですかね。勿論7年前ほどの力強さは無かったし、歌い出しのミスやハーモニーのズレ等気になる部分はありましたけどね。それでも3人が歌うoblivious、光の旋律、ring your bell、to the beginning、sprinter、One Light、アレルヤ、Magiaと好きな曲が聞けたのは嬉しかったです。
まぁこれはKalafinaが好きで梶浦さんにはKalafinaほどの思い入れが無い俺だからこういう感想になったと思います。FJファミリー含めてのKalafinaが好きという考えの方が受け入れられないのも理解はできます。俺だって本音はそっちの方が見たいですからね。X上でも公式や本人達のポストやセトリのポストよりも一ファンのとあるポストの方が反響が大きかったり、当時親交のあったアーティストは殆どライブに来てなかったし、フラスタも届いてないという事はファン的にも関係者的にも色々複雑な再結成だったんだろうなと改めて感じました。
全てが7年前みたいと言うのは難しいと思いますが、Keikoはまた歌いたいと言ってたのでその言葉を信じて待っていたいですね。何はともあれ久々にKalafinaの音楽に触れる機会に出会えて良かったです。叶うのならば次は梶浦さんやFJファミリーを含めたKalafinaが見れる日が来ることを心から願ってます。