ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

悪いことしたなあ

2012-02-22 23:27:49 | Weblog
昨日は熱燗をたくさん飲んだおかげで、風邪が撃退された、っぽい。
もう咳もほとんど出ない。
風邪をひいたら、体温をあげるのが一番だけど、
お風呂につかることができないので、熱燗は有効だ。

ちなみに、もうかれこれ20年以上、38度を超える熱を出したことがなく、
自力で発熱して撃退することができない。
これもきっと、一人暮らしをしている緊張感のせいだろうと思う。
上海は、先週末少し晴れたものの、今週もまた雨が多くて、蒸し暑さがあり、
ビル内の暖房の効きもムラがあるので、風邪をひきやすい感じだ。

風邪をひいた感触も、
東京の乾燥した冬の風邪ではなくて、梅雨の時期の風邪みたい。
北京の冬とも、また全然違う。

先日、スーパーで買い物をしていたら、
徘徊老人のようなおばあさんに声をかけられた。
最初上海語だったので、「上海語、わかりません」と言ったら、
次に普通語で、「私は、友人と一緒に出てきたんだけど、
どこかではぐれて、ここまで来て、どうやって戻ればいいのかわからなくなった。
ここはどこで、どうやって帰るんだろう」みたいなことを言われた。

顔を見ると、純真そうだけれど、「ごめん、わからん」と答えると、
「そう・・・」と、そのままクルリと回れ右して、
近くにいた別の人に同じように声をかけていた。

次に声をかけた人は中国人で、当然無視。
かかわり合いになりたくないからか、駆け足で逃げた。
そして、おばあさんは、いろいろな人に声をかけながら、去って行った。

かわいそうなんだけど、かかわり合いにならないようにするのが中国。
たとえば急に具合が悪くなって救急車を呼んだら、
呼んだ人が、救急車代、病院代のすべてを負担してあげなければならないこともある。
ここが日本なら、交番まで連れて行ってあげるところだが、
公安に連れて行ったところで、丁寧に応対してくれる保証はなく、
逆の可能性のほうが高い。
特に私は外国人だから、「いちゃもん」つけられるかもしれないし。

私も、つめたい中国人の仲間入りをしてしまったことに、
すごく罪の意識を覚える。
あのおばあさん、ちゃんと帰れたかなあ。
やっぱり、悪いことしたなあ。

男らしい

2012-02-22 00:50:22 | Weblog
自分でも、オッサン化していることは自覚してる。
でも、やっぱり「この人は、男だから」と、
面と向かって男性から言われると、
どのへんが男に見えるのかなあ、と気になる。

まあ、そのあたりの評価は、
日本で働いていた頃と、たいして変わらないということで、
私というキャラはそうなんだろうと思う。

そのあたりの評価も、素直に楽しめるようになったのが
年の功。
とはいえ、どのへんが? と聞きたい気持ちは変わらない。
聞いた上で、その言葉に怒るか、楽しめるかの変化だ。

とりあえず、お褒めの言葉と受け取っている。

女々しいは、男性に対して使う言葉。
だから、女々しい男ばかりのところに、男らしい人がいる。
それだけ希有な、かっこいい男性なんだよ、ということなんだろう。

ということで、男らしいという言葉は、
女性に対して使っても、十分かっこいい言葉なんだと思っておく。